台湾映画

今年は脳内で開催!妄想台北電影節

2020年は6月25日~7月11日まで台北で開催。このご時世、海外旅行なんて夢のまた夢。でも気分だけでも味わいたい。 今年も観たい映画はいろいろ。旅行に行ったつもりで公開順に紹介したい。 写真は台北電影節のHPから引用。 https://www.taipeiff.taipei/ 「…

全然幸福ではない「幸福城市(幸福都市)」をNetflixで観る

非常事態宣言が出されて私の職場も休業になった。映画館も休館になったし、こうなったら家に引きこもってNetflix三昧だ。 これは2010年に「台北星期天(ピノイ・サンデー)」で長編デビューした何蔚庭(ウィ・ディン・ホー)の第3作目の長編映画になる。台湾…

大阪アジアン映画祭で「江湖無難事(ギャングとオスカー、そして生ける屍)」を観る

ヤクザ×ゾンビの単純に楽しい映画。台湾で見逃したので、大阪で観られたことがうれしい。 「映画を撮る」映画がもともと好きなので楽しみにしていた。日本のヤクザも登場して、お互い騙し合いながら最後は主人公たちの勝ちとなる。 ヤクザの親分はお馴染みの…

大阪アジアン映画祭で「有鬼(ノーボディ)」を観る

この作品もネットでは一切資料がなく、白紙のまま鑑賞。 自分で仕立てたスーツを着て毎日同じバスに乗り唾を吐くお婆さんと、父親の浮気現場を撮影しようとする少女との交流を描いた作品。 たびたびインサートされる女性は実はお婆さんの若かりし頃の恋人で…

大阪アジアン映画祭で「迷失安狄(ミス・アンディ)」を観る

マレーシアと台湾の合作映画。プロデューサーは林心如(ルビー・リン)でベトナム人として出演もしている。これが世界初上映で、事前に見ることが出来る資料がほとんどない状態だった。 マレーシアが舞台。妻に先立たれた後に女として生きることに決めたが、…

一筋縄ではいかない映画「夕霧花園」

ぎりぎりまで中止になるのではないかと危惧していた大阪アジアン映画祭は、作品の上映のみという形をとって何とか始まった。舞台挨拶はなくなったが、林書宇(トム・リン)監督のビデオレターはあった。ビデオレターの中で監督もおっしゃていたが、今年の冬…

「人面魚:紅衣小女孩外傳(人面魚 THE DEVIL FISH)2018」を観る

「未体験ゾーンの映画たち2020」のなかのひとつ。 話としては1と2の前。紅衣小女孩も生まれる前。2で登場する虎爺についても説明が加えられている。2の感想はここ。 mingmei2046.hatenablog.com この映画の見どころは主演の除若瑄(ビビアン・スー)の熱…

観たいヤツは全部観る!大阪アジアン映画祭

今日から前売り販売開始。もともと香港国際電影節のために有休を使おうとしたら、夏に延期になってしまい、それをアジアンに流用。ガッツリ観るぞ! とはいっても有休にも限りがあるので、もう既に観た映画は除いていく。「大飢(大いなる飢え)」「少年的你…

邱澤(ロイ・チウ)主演「第九分局」をNetflixで観る

台湾では2019年8月29日に公開。「誰先愛上他的(先に愛した人)」でいい仕事をした邱澤もここでは「薄くした北村一輝」にしか見えない。 幽霊が見えるヘタレ警官がその才能を買われ警察のとある部署「第九分局」にスカウトされる。そこでは幽霊が起こす事件…

「雪暴(雪暴 白頭山の死闘)」をシネマート心斎橋で観る

予告編は良かったのだが。本編は予告編を越えられなかった。大陸では5月の連休に合わせて公開した。 広大な雪山を背景にした男同士の死闘を期待したのだが、それはちょっと期待外れ。 俳優は好きな人ばかり。主人公の張震(チャン・チェン)はもちろん、廖凡…

東京FILMEXで「灼人秘密(NINA WU)」を観る

この映画を観るために、往復共に夜行バスを利用した。今のバスは昔よりシートが倒れないので全然眠れない。 一人の女優が映画の主演を務める間に心理的にどんどん追い込まれて行き、現実と妄想の境がつかなくなる。基本のストーリーは「ブラック・スワン」と…

台北で「陽光普照(ひとつの太陽)」を観る

この映画はどうしてもじっくり観たかったので、2日目までとっておいた。今年の釜山、トロント、東京国際映画祭でも上映済。金馬では11部門でノミネートされている。 鐘孟宏(チョン・モンホン)監督は中島長雄名義で撮影も担当していて、何気ない映像がとて…

台北で「返校」を観る

元ネタはゲーム。1960年代の国民党白色テロをテーマにしている。しかし観ながらどうしても今現在の香港デモの状況と重ねてしまう。 放課後の学校に閉じ込められた2人がなんとか脱出しようとするお話。様々な怪物に襲われながら、閉じ込められた理由を探る。 …

台北で「大餓(大いなる餓え)」を観る

人は何故にダイエットをするのか?ダイエットという鉄板ネタを使って、他とは少し違うオチで落とした映画。 食べることと料理するが大好きな主人公は母親が経営する幼稚園で給食を調理している。いつも子供たちに外見をからかわれるが全然気にしない。ある日…

金馬國際影展で「菠萝蜜」を見る

現在の台湾と、共産党ゲリラが森で戦っている過去のマレーシアの場面が交錯しながら物語は進む。 マレーシアから台湾へ留学に来た一凡は、父とうまくいっていない。台湾での生活も馴染めずじまいで、バイト先のレストランで肉を裁断する時に誤って自分の指も…

台北で「那個我最親愛的陌生人」を観る

2日間の滞在で金馬國際影展で観る映画は3本。その合間を縫ってなるべく多くの一般公開の映画を観ようとスケジュールを組んだら、1日5本映画を観る羽目に。寝落ちしないようにするので必死だ。 認知症をかかえた家族の物語。空気が重くならないのは家の中に小…

金馬國際影展で「樂園」を観る

日本映画「楽園」とは別物。 薬物依存症の若者のための更生施設で起きた物語。元ネタは実話だが、どこまで本当なのかは不明。というのも依存から抜け出せない若者たちの脱走、ヤクの売買、イジメ、火事まで描いているからだ。 自身もかつてはヤク中だった男…

台湾のネットで「白蟻ー欲望謎網(2017)」を見る

金馬國際影展のため2日間だけ台北に行った。台北に着いたのは朝の5時。早めに市内に移動してもすることがないので、それならと思ってネットで映画を見ることにした。 2年越しでやっと鑑賞出来た。予想以上に重い展開だった。 主演の呉慷仁(ウー・カンレン)…

台北発メトロシリーズ第2弾

今回観たのは「鮮肉老爸(淡水河の奇跡)」と「奉子不成婚(振り向けばそこに)」 「鮮肉老爸」はタイムスリップもの。呉慷仁 (ウー・カンレン )が90年代アイドルに扮しているのが見もの。というか90年代アイドルが撮りたくてこの作品をつくったのかと思う…

「親愛的卵男日記(バオバオ フツウの家族)」を観る

ただ今十三の第七芸術劇場で公開中。台湾では2018年11月2日から公開。 台湾のLGBT映画は名作は多いが、だからといって全部がすばらしいかというと当然違う。この映画はいろいろ足りない部分が多い。但し今までの映画は恋愛の段階でのお話が多かったのが、こ…

台湾映画「念念(あなたを、想う。)」11月2日から日本公開

台湾では2015年4月に公開。私が観たのは多分その時。 日本の公式HPはこちら https://apeople.world/anatawoomou/ いくつもの人生が何層にも折り重なって展開していく。そこで重要な要素になっているのが「人魚姫」のお話だ。毎晩母親が語るその童話を聞きな…

10月12日からシネ・ヌーヴォXで「台北発メトロシリーズ」公開中

原題は「台北愛情捷運系列電影」。2015年に企画された台北市の地下鉄をテーマにした7話のオムニバス映画&ドラマ。 上映スケジュールはこちらから。 http://www.cinenouveau.com/sakuhin/taipeimetro/taipeimetro.html 私が今回観たのはその中の「西城童話(…

金馬國際影展スケジュール発表!

開催中ずっと台湾にいたいけどそれは無理なので、なるべく多くの作品を見られるようにただ今画策中。 http://www.goldenhorse.org.tw/film/programme/films/?search_year=2019&parent_id=316 まず「夕霧花園」が21日しか上映しないのが悲しい。阿部寛が出演…

台湾短編映画「鹹水鶏的滋味(2017)」を見る

2017年の台北映画祭で最優秀短編作品賞を受賞したこの映画は何もかも異色だ。当時、監督の張作驥(チャン・ツォーチ)は強姦罪で服役中。彼が台北監獄にいる時に、受刑者を撮影したのがこの作品だ。なので映画の冒頭にまず台北監獄のマークがどーんと入る。…

秋はアジアで映画祭が目白押し

毎回この時期はどこで何を観ようか悩んでしまう。一番注目されているのはやはり釜山国際映画祭だろうが、しゃべりが外国語で字幕が韓国語や英語だとお手上げだったりするので、やっぱり狙いたいのは金馬か香港亞洲。今年は日本にいるので、東京国際映画祭も…

第32回東京国際映画祭上映作品発表

スケジュールは9月30日発表予定。チケット一般発売は10月12日と13日に分けて発売予定。 https://2019.tiff-jp.net/ja/ 観たい作品はいろいろあるが、まずは 「麥路人(ファストフード店の住人たち)」12日発売。 なかなか塩っぱそうな内容。 「繼園臺七號(…

呉慷仁(ウー・カンレン)主演台湾映画「狂徒」をネットで見る

たまたまネットで拾ったので見てみた。2018年釜山国際映画祭でも上映。 監督はこれが長編デビューの洪子烜(ホン・ズーシュアン)。28歳でこの作品を撮った。若いのでいろいろ足りない部分はある。しかし経験を積めば、今後台湾アクション映画史に残るような…

香港国際電影節で「自由行」を観る

2018年東京フィルメックスでも上映。 中国大陸から実際に出禁になった応亮(イン・リャン)監督の経験を元にした映画。 香港人と結婚した女性映画監督が台湾で故郷(四川省)にいる年老いた母親と会うが、お互いの心の距離はなかなか埋まらない。夫の気遣い…

大阪アジアン映画祭で「誰先愛上他的(先に愛した人)」を観る

2度目の鑑賞。生の邱澤(ロイ・チウ)が目当て。 こちらは行けなかったオーサカ Asia スター★アワード授賞式の模様。長年王子役を演じただけあってタキシード姿が決まっている。 上映後の舞台挨拶では日本語でも語ってくれた。劇中劇のお芝居は実際にお客さ…

大阪アジアン映画祭で短編3作品を観る

台湾「2923」37分 キャバクラで働く女の子が刑務所の面会に行く仕事を頼まれる。受刑者2923と会うたびに打ち解け合い、人生に迷っていた女の子は新しい人生を見つけ出す。 何もかも丁度いい。37分という長さとこの物語の内容が合っている。女の子たちの手配…