「翠絲(トレイシー)2018」 「濁水漂流(香港の流れ者たち)2021」の李駿碩(ジュン・リー)監督の最新作。今年のベルリン映画祭と台北電影節で上映済だが、香港では未上映。 眾生相とは仏教用語で「世の中にいる様々な人々の異なる表情や様子、または生活…
8月29日から始まった第21回大阪アジアン映画祭。私は今日から参戦。ノースリーブの服を着てABCホールに通うのは不思議な気分。 既に今年の台北電影節でワールドプレミア上映済。五月天(メイデイ)ボーカルの阿信が葉如芬(イェ・ルーフェン)とともにプロデ…
大阪アジアン映画祭で、「我們意外的勇氣(私たちの意外な勇気)」が上映される前に流れた映像がおもしろかったのでちょっと調べてみた。 www.youtube.com 製作したのは國家電影及視聽文化中心(TFAI)。東京にある国立映画アーカイブのようなもの。 www.tfa…
「ANORA アノーラ」のことをどこかで「令和のプリティウーマン」と聞いて見てみたら何だか身も蓋もないお話で、令和って生きづらいわ~って思った。そんなショーン・ベイカー監督の初期の映画を第七藝術劇場で上映中。大阪ではここのみ。 またのタイトルを「…
今回もいろんなところでMIRRORを捕獲出来た。特にEDANの初のソロアルバム発売のポスターがあちこちに貼られていた。 時代廣場(タイムズスクエア)付近のトラムの駅。表も裏もEDAN。 薬局には森下仁丹のPOP。 今なら商品を買うと直筆サイン入りポスターがも…
香港人の友人に勧められて観に行く。時間は11時~19時。入場料は25HKD。予めKLOOKで時間指定の予約をしていったほうが確実。KLOOKに登録しなくてもOK。 場所は大館の警察總部大樓LG2樓。荷李活道(ハリウッド・ロード)側に建っている建物の中だ。 香港映画…
2年ぶりのEDANのソロライブ。場所はお馴染みの亞洲國際博覽館(アジアワールドエキスポ)略して亞博。3日間だけなのでこれは行かねば。 今回はKLOOKでチケットが発売された。運悪く出勤日とかち合ったが待ち時間が表示されるので、時間を見ながらさりげなく…
香港にいる間にまず観ようと思っていたのがこの映画。中国大陸では6月21日から一般公開された。上下部に分かれているが、ワールドプレミアとなったカンヌ版は150分ヴァージョンだ。残念ながら中国国内での評判はイマイチだが、外国人の方が好きそうな感じ。…
ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した36階建てのビル「The Henderson」は2024年に建てられた。オフィスビルなので中には入れないと思ったら、今年7月にANSON LO(盧瀚霆)& JERMERY(李駿傑)のファンミがここで開催された。建物の中見たさに行こうかど…
香港では8月22日から一般公開なのだが、その前に高先電影院でプレミア上映をしていたので観てみることにした。ちなみに無名指とは薬指のこと。 元スカッシュ選手だった父親が、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹った娘の看病を放棄して現実逃避していたのを祖母…
8月16日~18日の3日間EDANのライブがある為香港入り。3日間は有給が取れたが、なるべくぎりぎりまで香港にいたいということで、今回もハードスケジュールとなった。 時間的に今回もピーチエアを利用した。機内持ち込みサイズと重さを気にしてきゅうきゅうに…
戦争映画は好きではないのであまり見ないのだが、毎年少なくない作品が製作され上映されるということは需要があるということだ。この映画は前から気にはなっていたので、この際観てみることにした。 公開は1971年。日本でも1973年に上映されている。過去がカ…
「香港映画祭2024 Making Waves」で上映した時は予定が合わず泣く泣く見逃してしまったが、こんなに早く日本で一般上映するとは思わなかった。これも「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」効果なのか。 まず特典映像として主演の伍允龍(フィリップ…
京都シネマで7月4日から17日まで2週間限定で上映中。いつ観ても特別料金なので平日の昼間にゆっくり鑑賞。 1994年の映画なので約30年前のお話なのに、全然古くない。もちろん当時リアルタイムで映画館で観たよ。製作費はそれほどかかってなさげだが(ビーサ…
2024年の東京国際映画祭で世界初上映。3回上映したが自分の休みと合わず泣く泣く見逃した。中国大陸では2024年12月27日一般公開。その後こっそり中国のサイトで中国語字幕で見て、今回Netflixで日本語字幕付きで観ることが出来た。 東京国際映画祭でのインタ…
共同プロデューサーとしてグザヴィエ・ドランが参加しているのが気になって鑑賞。映画の中では声だけの出演もあり。 3つの時間軸の物語を交互に見せるので、上映時間は約2時間半と長い。 グリーンバックのシーンから始まるのがおもしろい。その何もない空間…
予告編がおもしろそうだったので鑑賞。カメラワークがすごい。 監督はメキシコ出身のアロンソ・ルイス・パラシオス。彼が撮った短編映画「Café Paraíso」はYouTubeで見られる。この映画の原型ともいえるこの作品もモノクロ映像が美しい。液体ソープの中で溺…
水曜日の昼間の回でほぼ満席。若い女子が多いのは主演の2人狙いだろう。敢えて予習なしで鑑賞。なので国宝になった男の50年分の人生の話だということも上映時間が約3時間もあることも知らず、最後の方はお腹がぺこぺこ。 キャストが豪華。寺島しのぶの虚実混…
2024年の大阪アジアン映画祭で上映。製作は大ヒット作を多く輩出しているGDH559。 まず脚本がすばらしい。何度もハラハラさせられるが、最後はハッピーエンド。 もともと映画を作る映画が好きで結構いろいろ観ているが、高校生の手作り感いっぱいの撮影風景…
5月24日~28日、そして6月1日の間で街で見かけたMIRRORたちを紹介したい。 入国審査で並んでいる時ふと上を見ると、天井に設置されているモニターからEDANとIANの香港国際空港の宣伝ビデオが流されていて、そこから気分は爆上がり。機上の疲れも癒される~。…
24時間しかない滞在時間の中で何かおもしろい映画はないかと調べたら、台湾映画がK11で上映されていた。実はその映画が「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」で上映されて自分も見てみたいと思っていた作品だと気付いたのは日本に帰ってから。 裕福な会社…
5月28日に日本に帰国したのに、5月31日の夜にはまた機上の人になってしまった。告知が遅かったので、前もっての休暇届は叶わず1日のみの休日を利用して0泊3日で再び香港に行くことになってしまった。実質24時間のみの滞在。 それもこれもEDANに会うため♡ 今…
日本では興行収入5億円越えの大ヒットで現在も公開中。香港国際空港からAIRSIDEに移された映画のセットが、今度は公園内で公開ということで見に行ってきた。 日本語付きの案内看板に沿って進む。 門の前でおばちゃんとおじちゃんが無料チケットを配布してい…
近くて遠い長洲に天気も良かったので半日行ってみることにした。中環碼頭(セントラルフェリー)から普通のフェリーで約1時間、高速フェリーだともう少し速いが値段も高くなる。この日は波も静かで往復とも船酔いせずに行けた。 長洲と言えばやっぱり映画「…
去年の東京国際映画祭でワールドプレミアとしてすでに上映済。しかし上映は2回のみでこれまた観れずじまいだった。香港では6月5日から一般公開だが、高先電影院で先行上映していた。ということは誰かゲストに来るのかな?と期待を込めて日本で先にチケットを…
大都会のイメージがある香港だが、手軽なトレイルコースがいくつもあり、ど素人で且つ大した整備が無くても気軽に行ける。 その中で今回挑戦したのが紅香爐峰。インスタとかで多くの人が挙げている映えスポットだ。 日本人でも行ったことがある人が多くいて…
「香港映画祭2024 Making Waves」で上映された時、スケジュールが合わず観られなかったので、今回は何としても香港で観たかった。K11は午前中は安いからついつい利用しちゃう。 張家輝(ニック・チョン)が脚本、監督、主演を兼任。監督として第4作目となる…
AKのファンではないけれど、共演者のメンツからこれは絶対面白いヤツだと思い観たくなった。チケットも何とか一番安いのが買えたのでこれは行かねば。 場所は灣仔(ワンチャイ)にある香港演藝學院歌劇院(HKAPA)。隣は古天樂電影院がある香港藝術中心(香…
東京国際映画祭ではスケジュールが合わなかったので泣く泣く見送ったが、今回やっと観ることが出来た。場所は尖沙咀(チムサーチョイ)のK11。 監督は「淪落人(淪落の人)」の陳小娟(オリヴァー・チャン)。今回も日常のリアルなエピソードを重ねて、母親…
美男美女が織りなす純愛ロマンス映画。先の見えない展開で楽しませてくれるが、やっぱり最後は悲劇で終わる。 この美しさにうっとり。 都会の片隅で愛し合うナムとサン。サンは性同一性障害者で、手術をして女性の体を手に入れたいと思っている。そんなサン…