6月11日から前売り券発売開始「第25回台北電影節」

夏の風物詩である台北電影節は、今年は6月22日から7月8日まで開催される。私は有給休暇をMIRRORのライブに回さないといけないので、今年は残念ながらパス。

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今年のイメージ大使は王淨(ワン・ジン)。宣伝用の短編は九把刀(ギデンズ・コー)が監督している。

 

オープニング作品はその九把刀の新作「請問,還有哪裡需要加強」。ヤクザと美容師の恋物語

柯震東(クー・チェンドン)もしっかり出演している。

クロージングは藍正龍(ラン・ジェンロン)の「成功補習班」。

主演の高校生を「行動代號:孫中山(コードネームは孫中山)2013」の詹懷雲(ジャン・ファイユン)、「陽光普照(ひとつの太陽)」の巫建和(ウー・ジェンフー)が演じている。巫建和は今年30歳なのに大丈夫なのかw予備校講師役はコメディ色の強い侯彥西(ホウ・イエンシー)が演じている。

 

今年の気になる作品はこちら。

まず香港映画で「全個世界都有電話」。

黃浩然(アモス・ウィー)監督の新作。25年後の再会を約束した3人の物語。今の香港を代表する新しい俳優が多く出演している。

 

台湾映画では「默殺」がまだ観れていない。

実録犯罪映画らしいが、かなり怖そう。

 

「疫起」も高評価を得ている。

2003年のSARS発生で封鎖された病院内での出来事を描いている。コロナ渦で世界中がパニックになった後に観ると、普通のパニック映画とはまた違った見方が出来そうだ。王柏傑(ワン・ボージエ)が主演。薛仕凌(シュエ・シーリン)や、謝盈萱(シエ・インシュエン)などの実力派も出演している。

 

忠犬ハチ公」のリメイク中国映画「忠犬八公」も中国大陸で大ヒットしている。

舞台を重慶に移して、犬の名前も麻雀の「八筒」にローカライズ。大学教授に馮小剛(フォン・シャオガン)、その妻に陳沖(ジョアン・チェン)を持ってくるあたり本気度が伺える。プロデューサーは数々のヒット作を作った台湾の葉如芬(イェ・ルーフェン)。監督は陪審員制度が無い中国で陪審員になったらどうなるかという映画「十二公民(2014)」を撮った徐昂。

 

他の映画祭で上映された作品も多数ある。大阪アジアン映画祭でオープニングを飾った「死屍死時四十四(四十四にして死屍死す)」は、紹介文にEdanのEの字もなくてトホホ。

 

秋の金馬は絶対行こう。