The Road to AsiaWorld-Expo(亞博への道)~その3~

今日は自分1人だけでコンサートに行くので、まずはチケットを取りに行かないといけない。香港でチケット販売というと城市售票網(URBTIX)が有名で街のいたるところで発券できるが、Citylineのチケット発券機はそれほど多くない。事前に調べて太子(プリンスエドワード)の順豐店で受け取ることにした。

道すがらMIRRORの捕獲にも余念がない。

Anson Lo越しのJeremy。

「黒月」なだけにほぼ真っ黒な広告。

無事に太子の順豐のお店に着く。順豐は宅急便の会社。入り口近くに発券機があったので、決済に使ったクレジットカードをスキャンして無事チケットをゲット。

チケットは取り合えず入手できたので、夕方まで何をしようか考えたが、もうすぐ上映が終わりそうな姜濤(Keung To)主演の台湾映画「我的天堂城市」を観に行くことにした。場所は九龍城廣場(Kowloon City Plaza略してKCP)。太子から歩いても行けるが、新しい地下鉄に乗って宋皇臺(ソンウォントイ)駅まで行く。

九龍城廣場は1993年からある古いショッピングセンター。何度かリニューアルしていて今は中にAEONが入っていた。

もしかして貸し切りかと思ったが、自分以外に4人ぐらいお客がいた。台湾では短期間で打ち切りになっているが、姜濤人気で香港では10月12日公開からずっと上映は続いている。

オムニバス形式で3話が緩く繋がっている。ニューヨークで生きる華僑のお話。姜濤は両親の管理下に置かれたダンス好きの台湾人大学生に扮している。そこでシンガポールから来た留学希望の女の子と意気投合。しかし留学の許可が下りずシンガポールに帰国することに。離れ離れになる若い恋人同士をフレッシュに演じている。

新人とはいえ姜濤の演技が固い。ラブラブな感じを出そうと頑張っていたけれど。他の出演者が芸達者なのもあって印象が薄くなってしまった。

ニューヨークが舞台だが、華僑の生活が中心なので人種のるつぼ感やニューヨーク感はあまりなく、「別にニューヨークじゃなくても」と思ってしまった。

その後、せっかくだから隣の啟德(カイタック)駅にある、柳應廷(Jer)が友人と作ったカフェ「根root cafe」に行ってみようと思い立つ。16時閉店らしいので、Google Mapを見ながら急いで徒歩で行こうとしたのが運の尽き。周りはガンガン工事中で矢印通りに進めず、なぜか牛棚藝術村まで来てしまい、何だか分からないピカピカのスタジアムを横目に通り過ぎながらマンションの敷地までたどり着いたが場所が全く分からない。門に立っている保安のオジさんに訊いても店らしきものは見えず、ヤケクソで奥までずんずん歩いたらやっとあった。結局30分以上歩いて何とか16時前に着いた。

木の柱がアクセント。マンゴーのケーキと紅茶を頼む。普通においしい。食事のメニューもあり。

帰りは素直に啟德駅から乗る。こっちからの方が断然楽だった。

佐敦(ジョーダン)で適当に夕ご飯を済ませてまた九龍駅に乗り込む。

今日は1080HKDの席なので昨日よりステージからは遠い。でも高さがあるのでステージが良く見える。

今夜も始まる始まる。

早速ペンライトを取り出して振りまわしていたら、最初の方で電池が切れてしまった。焦ったが切ったり付けたりして何とか最後まで光らせた。まさか2日持たないなんて。

これで私の2DAYSは終わった。しかしクアラルンプール行きを固く心に誓ったのであった。

まだまだ続く!