2024-01-01から1年間の記事一覧
Netflixで2024年11月7日から全世界に配信開始していたが、台湾旅行やらその後東京に行っていたりで結局12月に入ってからやっと観終わった。配信前に釜山映画祭で、1~3話まで上映している。 群像劇だが、登場人物それぞれが主人公のドラマを撮ってもおかしく…
1987年西ドイツ制作の名作。日本では1989年に渋谷のシネマライズで上映。主題歌の「コーリング・ユー」も一躍世界に知れ渡る。 日本でもブームになったのは何となく覚えているが、当時は貧乏な田舎の学生なのでリアルでは観ていない。なのでストーリーもうろ…
今年の3月に大阪アジアン映画祭で上映され、遂に11月22日から一般公開。最初は東京のみだったのが全国に展開中。そうなると逆にそんなに大風呂敷広げて大丈夫かと心配になってくるw 公式サイトはこちら↓ pole2.work 11月23日には池袋と渋谷で監督も舞台挨拶…
今年の金馬影展のオープニング作品であり、金馬奬では6項目でノミネートされた。台湾では日程が合わず観られなかったが、東京フィルメックスで鑑賞。 監督はシンガポール人の楊修華(ヨー・シュウホァ)。撮影もシンガポールだ。若い夫婦の幼い娘が行方不明…
毎年恒例の台湾旅行。今年は11月10日から15日までの滞在だった。毎年行っているとはいえ、台北の変化も早い。 今年は何と言ってもこれ。 台北大巨蛋(台北ドーム)が遂に完成。そして向かいの國父紀念館は改装中だった。 そしてyoubikeは全て2.0に移行。乗る…
台湾では2024年9月から一般公開で、何とか間に合った。南港の映画館で観たときは、私1人で貸切りだった。 フランスと台湾の合作で、セリフは殆ど英語。アメリカの熱血麻薬捜査官が台湾で麻薬密売グループを捜査中に昔の恋人に出会い、力を合わせて戦うお話。…
今回一番観たかった映画。チケット発売の初日に売れ切れたが、金馬はチケットの払い戻しが可能なので、毎日キャンセルが出てないかチェックしていた。そして台北に着いたその日にチケットをゲット!席もまずまず。豪華な俳優陣と鍾孟宏(チョン・モンホン)…
今年のカンヌで上映され好評を博した映画。最初はノーマークだったが、チケット発売の初日に完売になりそうな勢いだったので慌てて購入。 金馬獎では音楽を担当した半野喜弘とMeuko! Meuko!がノミネートされた。 監督は香港育ちのアメリカ台僑。時代設定は20…
シンガポール人の劉慧伶(リウ・フイリン)監督がイケメン若手俳優の曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)、劉修甫(リウ・ショウフ)2人を起用して撮ったフェンシング映画。 フェンシングの試合で相手を死亡させた兄と、その兄を慕う弟のお話。 というと心温まる兄弟…
林書宇(トム・リン)監督の5年ぶりの新作。金馬奬では8項目にノミネートされている。台湾では10月10日から一般公開。 金馬影展では「餘燼」と時間が重なっていしまい諦めていたが、11日に光點華山電影館でQ&A付きの上映をやると知り慌てて朝イチでチケット…
今年の台北電影節でシークレット上映され、8月7日からは台湾で一般公開し大ヒット。3カ月たった今でもまだ台湾中の映画館で上映され続けている。そのおかげで私も普通の映画館で観ることが出来た。金馬獎では11の項目でノミネートされている。ソニー・ピクチ…
最近「セックス」を真正面から撮った作品が増えているが、ここに来て楊雅喆(ヤン・ヤーチェ)監督が登場。「性欲」を肯定しながら登場人物たちの複雑な心境を美しい映像で見せている。台湾では6月26日から一般公開され今も上映中。 主要人物はこの4人。ほぼ…
「引爆點(High Flash 引火点)」「最乖巧的殺人犯(よい子の殺人犯)」を撮った莊景燊(ジャン・ジンシェン)の青春映画。重いテーマの映画が多い金馬の中で、この映画はほっと心が和む。 1997年。小愛(シャオアイ)は母親の命令で台北の超有名進学校の夜間…
話題のドラマを2話分だけ先に紹介するのが定番になってきた台湾の映画祭。この作品も監督が廖士涵(リャオ・シーハン)と詹淳皓(チャン・チュンハオ)で、主演が張鈞甯(チャン・チュンニン)とくれば期待も高まる。 ベトナムから台湾に渡ったファンは、普…
これがアジアプレミア。前回のデビュー作「強尼.凱克(台北暮色)」が良かったので期待しながら観たが、主演の張艾嘉(シルビア・チャン)の独壇場でもうお腹いっぱい。 錚々たるスタッフと俳優を揃えて、世界に挑戦しているような映画だった。 張艾嘉は決…
東京国際映画祭で鑑賞。チケット完売前ギリギリセーフで何とかゲット。香港亞洲電影節のクロージング作品にもなっており、11月10日に初めて香港でお披露目されるので、今回がワールドプレミアだ。 最後のシークレットサプライズには本当に驚いたよ。 翁子光…
東京国際映画祭での上映がワールドプレミア。タイトルを見ると赤ちゃんの映画かと思ったが、男性中心の社会から虐げられている女性を救おうとするお話だった。今回は香港で活躍している女優2人を主演にして張吉安(チャン・ジーアン)監督が撮った。この後の…
11月7日から24日までの間に注目作品が目白押し。観たい作品が多すぎて、以前紹介した作品についてはちょっと省略した。 今年も何とか有給をやり繰りして台湾に行くぞ! 「默視錄(黙視録)」:台湾 オープニング作品。監督はシンガポールの楊修華(ヨー・シ…
プロデューサーはアーミル・カーン。インド映画と言えば何かと歌って踊るイメージだが、今回は歌はちょっと、踊りは無しだ。 設定はちょっと昔の2001年。スマホもGPSも無い時代。2人の花嫁がインドが抱える女性問題を象徴している。 でもそんなシリアスな問…
「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」を観てからこっちを観ようと思ったが、こっちを観たらまた「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」が観たくなった。同じ映画館でやっているから、続けて観ちゃう人もいるだろうな。 アクションシーンを中心とした密着ドキ…
Netflixで配信された「ベイビーわるきゅーれ 」「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」を観てから、映画館で観たくてしょうがなかった。遂に9月27日から全国上映。 今回は宮崎でロケ。ロケ地の詳しい情報はここ。 www.kanko-miyazaki.jp 今回はチーム戦で最強の…
10月17日から11月10日と期間が長い香港亞洲電影節。流石に香港映画のラインナップが充実している。 www.hkaff.asia 「寄了一整個春天 」 「破.地獄(ラストダンス)」と共に今年のオープニング作品に決まった作品。陳果(フルーツ・チャン)がプロデューサ…
10日間の開催期間に話題作が盛りだくさん。チケット発売は先行発売を除いて、10月19日から。 2024.tiff-jp.net 今年は中華圏の気になる作品が多めだ。 「女兒的女兒(娘の娘)」台湾 既にトロント映画祭でも上映され大好評だった。監督は「強尼.凱克(台北…
2019年に香港で起きた運動についてのドキュメンタリー映画はこれまでもいくつか見てきたが、この映画も冒頭から泣きたくなる。 mingmei2046.hatenablog.com mingmei2046.hatenablog.com ここに映っているのはまさに戦場と化した香港。丸腰の学生相手に機動隊…
秋といえばアジア各地で映画祭が開催される時期だ。ざっと見るだけでも 10月2日~11日 釜山国際映画祭(韓国) 10月17日~11月10日 香港亞洲電影節(香港) 10月17日~10月26日 TAIWAN MOVIE WEEK 2024(日本) 10月28日~11月6日 東京国際映画祭(日本) 11…
2024年の旧正月映画。「そういえば台湾には怪盗映画がないよね」ってことで「第九分局」の王鼎霖(ワン・ディンリン)監督と敏腕プロデューサーの葉如芬(イエ・ルーフェン)が作った映画。Netflixで8月1日から配信開始。日本語タイトルは何だかな。 頭脳明…
台湾では2023年の台北電影節のクロージング作品として初お披露目され、9月22日から一般公開された。日本では2023年の東京国際映画祭で原題のまま上映され、2024年7月26日から一般公開。 話は2018年から始まる。その時に登場するのは、藍正龍、陳柏霖(チェン…
公共電視(公共テレビ)が制作した約20分×6話のミニドラマ。2024年4月30日からYouTubeで配信していたが全く気付かず、慌ててまとめて視聴した。丁寧に日本語と英語の字幕付き。 主演は胡宇威(ジョージ・フー)と李玲葦(リー・リンウェイ)。胡宇威は芸歴は…
気が付いたらDAIRYMOTIONで配信していた。難しい「闔」という字はhapと発音。全てとかみんなとかの意味。 もともとは2022年の旧正月に上映される予定だったが、コロナで7月に延期になった。旧正月映画らしい軽いコメディの中に家族愛や人生の悲喜こもごもも…
日本では2023年3月24日一般公開。その後いろんなところで配信されていたが、遂に7月からNetflixでも配信が開始された。 昔「セーラー服と機関銃」という映画があったが、女の子にはマシンガンが良く似合う。 1の感想はこちら。 mingmei2046.hatenablog.com …