今年こそは行く!第47屆香港國際電影節

年明けからスカイスキャナーで香港行きのチケット検索を続けていた。1月は香港航空で7万円代だったのが、2月に入っていきなり2倍に値上がりしたので、大慌てでLCCでなんとか10万以内のチケットを探し、そのまま買った。しかしその後、3月にまた香港航空やキャセイで7万円代が出始めて、ちょっと涙目。

 

まず気になるのはオープニング作品にも選ばれた「命案」。

プロデューサーが杜琪峯(ジョニー・トー)、監督が鄭保瑞(ソイ・チェン)。既に2月のベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映されている。何と言ってもMIRRORのリーダー楊樂文(Lokman)が出演しているのが気になるところ。今年は鄭保瑞監督の特集も組まれていて、過去の作品もまとめて鑑賞できる。彼の前作「智齒(リンボ)」は2021年の東京国際映画祭でも話題になった。

 

「明天比昨天長久」

シンガポール出身の新人監督姚志衞(Jow Zhi Wei )の作品。シンガポール、台湾、フランス、ポルトガルの合作で、シンガポールと台湾で撮影されている。戴立忍(レオン・ダイ)がしがないシングルファーザー役を演じている。こちらも2月のベルリン国際映画祭で上映されて高評価されている。

 

クロージング作品「送院途中」

古天樂(ルイス・クー)が主演で、救急救命士役を演じている。今人気の袁澧林(アンジェラ・ユン)も看護師役で出演している。

 

「烈火青春(レスリー・チャン/嵐の青春)」ディレクターズカット版

1982年に上映した時はいろいろなシーンがカットされてしまい、本来の映画とはかけ離れた内容になってしまったと聞く。しかし今回の4K修復版では監督の譚家明(パトリック・タム)が改めて編集した完全版になっている。

 

映画祭以外にも一般上映で観たい映画があるので、あー時間が足りない。

チケット発売は14日香港時間で午前10時から。