香港映画

今年は金馬(ゴールデンホース)も脳内妄想開催

今年は11月5日から22日まで開催される台北金馬影展。注目作品が多い中、気になるものを挙げてみた。 手捲煙(香港) ヤクザのブツを盗んだ男と、彼から百万ドルの報酬をもらう約束で庇う元軍人とのお話。そこにタイと台湾のヤクザも絡んでくる。色合いがかな…

今年は同時開催!東京国際映画祭&東京フィルメックス

上映作品を見ると、釜山国際映画祭や台北映画祭、金馬影展とかぶっている作品が多かった。今は海外に行けないので日本で見られるのはありがたい。 スケジュールはまだ発表されていないが、是非これは観たいという作品をリストアップしてみた。 七人楽隊(七…

さよなら、イップマン「葉問4:完結篇(イップ・マン 完結)」

コロナの影響で上映延期になっていたが、7月3日から日本でも一般公開した。 今回の舞台は1964年のサンフランシスコ。人種差別に立ち向かうイップマンのお話。次の相手がアメリカっていうのがまたなあ。 親子の絆のエピソードも絡めつつ、最終章にふさわしい…

陳凱歌(チェン・カイコー)奇跡の名作「覇王別姫(さらば、わが愛/覇王別姫)1993」

日本での一般公開は1994年。映画自体はDVDやテレビなどで何度も見たことあるのに、映画館で観たかどうかはうろ覚え。ちょうど塚口サンサン劇場で1週間だけ上映をしていたので早速行ってみた。 「貴妃酔酒」の楊貴妃。この世のものとは思えない美しさ。 陳凱…

イーキンはやっぱりロン毛がいい「黄金兄弟(ゴールデン・ジョブ)2018」

日本では2020年2月7日より一般公開された。今はFACEBOOK Watchでも見られるが、北京語の吹替版だ。騰訊視頻(テンセントビデオ)では会員のみ北京語版広東語版どちらでも見られる。 熱い友情で結ばれた5人の男の物語。90年代後半に大ブームを起こし、今でも…

大阪アジアン映画祭で「堕落花」を観る

監督は「G殺」で颯爽とデビューした李卓斌(リー・チョクバン)、主演は香港の美魔女、溫碧霞(アイリーン・ワン)。香港では4月9日から一般公開。 mingmei2046.hatenablog.com 溫碧霞は以前「愛在深秋(2016)」という映画で知った。美魔女とはいえその映画…

観たいヤツは全部観る!大阪アジアン映画祭

今日から前売り販売開始。もともと香港国際電影節のために有休を使おうとしたら、夏に延期になってしまい、それをアジアンに流用。ガッツリ観るぞ! とはいっても有休にも限りがあるので、もう既に観た映画は除いていく。「大飢(大いなる飢え)」「少年的你…

ドニーさん主演学園映画「大師兄(スーパーティーチャー 熱血格闘)」

現代の教育問題も入れながらも単純明快、難しい話は一切無し。だってドニーさんだから。 元アメリカ軍海兵隊の熱血先生は完全無欠。落ちこぼれ生徒たちの問題を次々解決していく。やっぱり何といってもアクションシーンが見もの。アクション振付は谷垣健司。…

「犯罪現場」を騰訊視頻(テンセントビデオ)で観る

香港では10月24日から、台湾では11月1日から公開。古天樂(ルイス・クー)が主役かと思いきや、最近主演作品が多い張繼聰(ルイス・チョン)が互角にやりあっている。 宝石店の強盗事件が発生して1か月後、犯人の1人が殺されているのが発見される。その後更…

台北金馬影展で「金都(私のプリンス・エドワード)」を観る

太子にある金都商場という婚礼用品が一式揃えられるショッピングモールを舞台にした物語。 金都商場で同棲もしている恋人とウェディングプランナーの会社を経営している莉芳には秘密があった。10年前にお金欲しさに大陸人と偽装結婚したままだったのだ。恋人…

東京国際映画祭で「麥路人(ファストフード店の住人たち)」を観る

この映画ではじめて「マック難民」という言葉を知った。日本で生まれた言葉で、ネットカフェにすら泊まれない人がマックに流れたらしい。 郭富城(アーロン・クォック)演じる阿博はかつては金融の世界で名を轟かせていたが、公金に手を出し刑務所へ。出所し…

台北金馬影展スケジュール発表!

開催中ずっと台湾にいたいけどそれは無理なので、なるべく多くの作品を見られるようにただ今画策中。 http://www.goldenhorse.org.tw/film/programme/films/?search_year=2019&parent_id=316 まず「夕霧花園」が21日しか上映しないのが悲しい。阿部寛が出演…

秋はアジアで映画祭が目白押し

毎回この時期はどこで何を観ようか悩んでしまう。一番注目されているのはやはり釜山国際映画祭だろうが、しゃべりが外国語で字幕が韓国語や英語だとお手上げだったりするので、やっぱり狙いたいのは金馬か香港亞洲。今年は日本にいるので、東京国際映画祭も…

第32回東京国際映画祭上映作品発表

スケジュールは9月30日発表予定。チケット一般発売は10月12日と13日に分けて発売予定。 https://2019.tiff-jp.net/ja/ 観たい作品はいろいろあるが、まずは 「麥路人(ファストフード店の住人たち)」12日発売。 なかなか塩っぱそうな内容。 「繼園臺七號(…

香港ドキュメンタリー映画「乱世備忘 僕らの雨傘運動」を観る

九条で1週間のみ上映だったので、慌てて観に行く。 あの時、香港で実際何が起こっていたのかよく解かる映画。 2014年は台北で働いていた。当時どきどきしながらニュースを観ていた。長期化するに従い、世間の学生たちに対する風向きが変わっていくのにはらは…

「Z風爆(Zの嵐)」をNetflixで見る

もうそろそろ「流浪地球(流転の地球)」がNetflixで見られるかなあとチェックしていたら中華圏の映画が他にもいろいろ増えていた。それで「Z風爆」も発見。去年からあるっぽいのに気付かなかったのは、まだNetflixに慣れてないから。 ここでやっと陸sirと黄…

「S風爆(Sの嵐)」「L風爆」をネットで見る

香港で只今ヒット中の「P風爆」の前作を見たくなった。「Z風爆(Zの嵐)」は広東語版普通語版ともに愛奇藝(アイチーイー)が版権を握っていて大陸版愛奇藝を開いても日本では見られない。Netflixでは今のところ「Z」と「S」のみ視聴可能。 「S」はサッカー…

Z→S→Lときて、P風爆

香港滞在ラストの1本。シリーズ4作目。PはprisonのP。 今回は予算多めなのか、街のあちこちでポスターを見かけた。 廉政公署(ICAC)が監獄に潜入して汚職の決定的証拠を探すお話。最近、廉政公署を舞台にした映画が多い。そこに鉄板の監獄ネタを足して補強…

香港の建物探訪その4:九龍城&土瓜湾編

香港映画のロケ地と言えばこの2か所は外せない。地下鉄が延長された後にはまた大きく変わることが予想される。 九龍城某アパート:「一念無明(誰がための日々)」屋上シーン 既に新しい建物が建設中。後ろのビルが目印。 地下鉄の入り口は既に完成。周りの…

香港の建物探訪その3:イノベーション編

香港でも歴史的な建築物をうまく利用して、商業施設に生まれ変わらせている。 大館:元警察署&監獄。2018年オープン。 年に何度か抽選制で一般公開はされていた。その人気ぶりから商業施設にしてもイケると踏んだに違いない。今でも一部工事中で今後もっと…

香港の建物探訪その2:順天編

尖沙咀から26番のバスに乗って順利邨順恒楼で降りる。6.8HKドル。 くらくらする~。 ここは陳果(フルーツ・チャン)監督「香港製造(メイド・イン・ホンコン)」のロケ地として有名。この上の階からテレビを落とすシーンは実にかっこよかった。 ここも周り…

香港の建物探訪その1:深水埗編

香港にこんなに長く滞在するのは久し振りなので、ついでに香港の古い建築をいろいろ巡っている。歴史的建築物として保存したくても、近年の土地価格高騰の煽りを受けて止む無く取り壊される建物も多い。今見ないと次来た時無いかもしれない。 まずは香港団地…

香港国際電影節で「八個女人一台戯」を観る

香港では既に1月に一般公開されているからと思って、油断していたら6時の時点でもう長蛇の列。 こうして並ぶと梁詠琪(ジジ・リョン)の背の高さが分かる。 長いブランクの後に舞台に挑戦するかつての人気女優と、因縁の関係である後輩女優との熱い戦い。で…

人生の逆流に挑戦するおっさんたち!「逆流大叔(Men On The Dragon)」

最近、香港でも昔の名作やちょい前のヒット作を不定期だが映画館で上映するようになった。しかし直前にならないと上映場所と時間が分からない。これも前日に気が付いて大慌てではるばる屯門まで出かけた。でも案の定道に迷って最初の10分間を見過ごしてしま…

香港国際電影節で「翠絲(トレイシー)」を観る

2018年東京国際映画祭でも上映。 姜皓文(フィリップ・キョン)にトランスジェンダーの役が出来るのか不安だったが、ずっと抑圧して隠しているという設定で、姜皓文の中にそういった要素が無くても何とかクリアしている。 初恋の相手阿正の夫、邦はとても重…

梅艶芳(アニタ・ムイ)との思い出がいっぱい「朝花夕拾、芳華絶代(Dearest Anita)」

何とか滑り込みセーフで銅鑼湾で鑑賞。 インディーズ映画のような出来で、いろんな人が協力している。しかしやっつけ感はいなめず、せっかくいい話なのに魅力が半減してしまっている。 アニタ姐さんのファンたちが登場し、「自分はこんなにアニタ姐さんにお…

香港国際電影節で「三夫(三人の夫)」を観る

2018年東京国際映画祭でも上映。18禁。インタビューの様子が今でもネットで見られるが、現地のとりすました質問に苦笑。 香港では3月28日から一般上映。 「エロス」ではなく「エロ」を真正面からがっつり四つに組んで捉えた映画。フェミニズムや倫理的な立場…

香港国際電影節で「自由行」を観る

2018年東京フィルメックスでも上映。 中国大陸から実際に出禁になった応亮(イン・リャン)監督の経験を元にした映画。 香港人と結婚した女性映画監督が台湾で故郷(四川省)にいる年老いた母親と会うが、お互いの心の距離はなかなか埋まらない。夫の気遣い…

大阪アジアン映画祭で「過春天」を観る

香港とシンセンとを運び屋として行き来する高校生の物語。「過春天」はその運び屋の隠語でボーダーを渡ること。 英語のタイトルは「The crossing」。ボーダーを越え、運び屋という犯罪の世界を越え、少女から大人へ越える物語だ。 シンセンで母親と一緒に暮…

大阪アジアン映画祭で「淪落人(みじめな人/淪落の人)」を観る

黄秋生(アンソニー・ウォン)のうまさが分かる香港映画。 黄秋生と言えば、香港映画を代表する実力派俳優のはずなのに、最近も「失眠」というキワモノ映画に主演したりしてよく分からない人である。 この映画は万人受けするいいお話だ。なので大阪アジアン…