香港映画
「翠絲(トレイシー)2018」 「濁水漂流(香港の流れ者たち)2021」の李駿碩(ジュン・リー)監督の最新作。今年のベルリン映画祭と台北電影節で上映済だが、香港では未上映。 眾生相とは仏教用語で「世の中にいる様々な人々の異なる表情や様子、または生活…
香港人の友人に勧められて観に行く。時間は11時~19時。入場料は25HKD。予めKLOOKで時間指定の予約をしていったほうが確実。KLOOKに登録しなくてもOK。 場所は大館の警察總部大樓LG2樓。荷李活道(ハリウッド・ロード)側に建っている建物の中だ。 香港映画…
香港では8月22日から一般公開なのだが、その前に高先電影院でプレミア上映をしていたので観てみることにした。ちなみに無名指とは薬指のこと。 元スカッシュ選手だった父親が、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹った娘の看病を放棄して現実逃避していたのを祖母…
「香港映画祭2024 Making Waves」で上映した時は予定が合わず泣く泣く見逃してしまったが、こんなに早く日本で一般上映するとは思わなかった。これも「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」効果なのか。 まず特典映像として主演の伍允龍(フィリップ…
5月24日~28日、そして6月1日の間で街で見かけたMIRRORたちを紹介したい。 入国審査で並んでいる時ふと上を見ると、天井に設置されているモニターからEDANとIANの香港国際空港の宣伝ビデオが流されていて、そこから気分は爆上がり。機上の疲れも癒される~。…
日本では興行収入5億円越えの大ヒットで現在も公開中。香港国際空港からAIRSIDEに移された映画のセットが、今度は公園内で公開ということで見に行ってきた。 日本語付きの案内看板に沿って進む。 門の前でおばちゃんとおじちゃんが無料チケットを配布してい…
近くて遠い長洲に天気も良かったので半日行ってみることにした。中環碼頭(セントラルフェリー)から普通のフェリーで約1時間、高速フェリーだともう少し速いが値段も高くなる。この日は波も静かで往復とも船酔いせずに行けた。 長洲と言えばやっぱり映画「…
去年の東京国際映画祭でワールドプレミアとしてすでに上映済。しかし上映は2回のみでこれまた観れずじまいだった。香港では6月5日から一般公開だが、高先電影院で先行上映していた。ということは誰かゲストに来るのかな?と期待を込めて日本で先にチケットを…
「香港映画祭2024 Making Waves」で上映された時、スケジュールが合わず観られなかったので、今回は何としても香港で観たかった。K11は午前中は安いからついつい利用しちゃう。 張家輝(ニック・チョン)が脚本、監督、主演を兼任。監督として第4作目となる…
東京国際映画祭ではスケジュールが合わなかったので泣く泣く見送ったが、今回やっと観ることが出来た。場所は尖沙咀(チムサーチョイ)のK11。 監督は「淪落人(淪落の人)」の陳小娟(オリヴァー・チャン)。今回も日常のリアルなエピソードを重ねて、母親…
香港版「不能説的・秘密(言えない秘密)」とも評されているこの映画。香港では12月20日から公開されていて、今では1日数回しか上映されていない。なるべく大きな映画館で見ようとThe Oneで鑑賞。 スランプに陥ったミュージシャンが、初恋の相手と出会い過去…
一般公開前のプレミア上映のチケットを事前にネットでゲット。でも円安の影響で日本の映画料金より高くなってしまった。場所は堅尼地城(ケネディタウン)の高先電影院。 ろうあ者というと単純に耳が聞こえない人だと思ってしまっていたが、実はそれぞれ聴力…
2024年12月16日から2025年4月13日まで、啓徳(カイタック)のAIRSIDEでセットを再現して展示しているというので行ってみた。無料。 この矢印に沿って行くと 平日の午後なのに大賑わい。 扉の向こうに不死身のあいつがwww それほど大きくはないが、どれも…
2024年11月9日から香港で一般公開され、今でも多くの映画館で上映されていた。土日の早場は値段が安いので、それを狙って時代廣場(タイムズスクエア)で鑑賞。 ポスターは3パターン。 コロナ渦で自分のウェディングプランナー会社が倒産してしまい、借金返…
イザという時のために有給休暇をとっておいたら余ってしまった。何のイベントもないけれど、せっかくだからお正月映画を観に香港に行くことにした。 香港で上映する映画を調べるときにいつも利用するのはこの2つ。 wmoov.com hkmovie6.com 以前より便利には…
今年の3月に大阪アジアン映画祭で上映され、遂に11月22日から一般公開。最初は東京のみだったのが全国に展開中。そうなると逆にそんなに大風呂敷広げて大丈夫かと心配になってくるw 公式サイトはこちら↓ pole2.work 11月23日には池袋と渋谷で監督も舞台挨拶…
東京国際映画祭で鑑賞。チケット完売前ギリギリセーフで何とかゲット。香港亞洲電影節のクロージング作品にもなっており、11月10日に初めて香港でお披露目されるので、今回がワールドプレミアだ。 最後のシークレットサプライズには本当に驚いたよ。 翁子光…
11月7日から24日までの間に注目作品が目白押し。観たい作品が多すぎて、以前紹介した作品についてはちょっと省略した。 今年も何とか有給をやり繰りして台湾に行くぞ! 「默視錄(黙視録)」:台湾 オープニング作品。監督はシンガポールの楊修華(ヨー・シ…
10日間の開催期間に話題作が盛りだくさん。チケット発売は先行発売を除いて、10月19日から。 2024.tiff-jp.net 今年は中華圏の気になる作品が多めだ。 「女兒的女兒(娘の娘)」台湾 既にトロント映画祭でも上映され大好評だった。監督は「強尼.凱克(台北…
2019年に香港で起きた運動についてのドキュメンタリー映画はこれまでもいくつか見てきたが、この映画も冒頭から泣きたくなる。 mingmei2046.hatenablog.com mingmei2046.hatenablog.com ここに映っているのはまさに戦場と化した香港。丸腰の学生相手に機動隊…
秋といえばアジア各地で映画祭が開催される時期だ。ざっと見るだけでも 10月2日~11日 釜山国際映画祭(韓国) 10月17日~11月10日 香港亞洲電影節(香港) 10月17日~10月26日 TAIWAN MOVIE WEEK 2024(日本) 10月28日~11月6日 東京国際映画祭(日本) 11…
気が付いたらDAIRYMOTIONで配信していた。難しい「闔」という字はhapと発音。全てとかみんなとかの意味。 もともとは2022年の旧正月に上映される予定だったが、コロナで7月に延期になった。旧正月映画らしい軽いコメディの中に家族愛や人生の悲喜こもごもも…
夜はこの映画で締めくくる。鄭保瑞(ソイ・チョン)監督の最新作。再現された九龍城はどこを切り取っても画になる仕上がり。 原作は小説と漫画。 映画の内容はこんな感じ。不死身の人とかも登場する。 見どころは何と言ってもアクションと美術セット。 今回…
香港では4月11日から一般公開だが、その前から高先電影院(Golden Scene Cinema)で不定期で上映され毎回即完売。2023年の東京国際映画祭でも上映された。 舞台挨拶の模様はこちらで見られる。 2023.tiff-jp.net 1997年、2007年、2017年の3つの時代を背景に…
香港では3月28日から一般公開。連日の舞台挨拶が功を奏して興行成績は1500万HKD越えとなった。デビュー5周年を記念した主演映画で、今まで応援してくれたファンへのお礼の意味合いが強い。なのでファン以外の人が見ると物足りないと思うが、ファンしか見ない…
私が最初のケータイを持ち始めたのはかなり遅くて2001年。それがスマホになったのも遅くて2012年。歴代のケータイは何となく捨てられずに家に置いたまま。 おもしろいのは、「世界中電話はどこにでもある」というタイトルとは裏腹に電話を探しまわるシーンが…
広東語での作詞がテーマのこの映画は、翻訳難易度が最高レベル。翻訳した人に拍手。 監督は「金都(私のプリンス・エドワード)」の黃綺琳(ノリス・ウォン)。監督の自伝的映画だそうで、いくつかのエピソードは監督自身が経験したものだ。 主演の鍾雪瑩(…
香港では連日の舞台挨拶が功を奏して、既に2500万HKDの興行成績をおさめ大ヒット。映画の評判も概ね良く、まだまだ上映期間は伸びそう。マレーシア、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリアの上映も決定。 私自身の感想も同じで予想以上に良かった。騙…
香港といえば広告が派手な2階建てバスとトラムが有名。 バス停も抜かりはない。 バスの中だって ロケ地巡りは今回それほど多くない。 韓国ドラマ「社内お見合い」の香港版「社内相親」で2人がチューしたのは、文武廟の横の道をひたすら登ると辿り着く堅巷花…
香港では旧正月映画として2月9日から公開。 監督の袁劍偉(ユエン・キムワイ)は今まで2本の映画を撮っている(どちらも元ヨメの林嘉欣(カリーナ・ラム)が主演)。MIRRORのマネージャー花姐とは元同僚で、その縁でMIRRORのMVやCM制作に関与していた。2022…