大阪アジアン映画祭追加発表

2月中旬にオープニングとクロージングの作品がやっと発表された。

オープニング作品:「死屍死時四十四(四十四にして死屍死す)」

世界初上映。香港では4月のイースターに上映予定。香港映画によくあるドタバタコメディなのかと思いきや、かなりブラックな内容らしい。監督は去年公開された映画「正義迴廊」の監督何爵天(ホー・チェクティン)。実録犯罪法廷映画で、これが長編処女映画にもかかわらず評判も良く大ヒット。既にディズニーが版権を買っているので、そのうち日本でもディズニープラスで配信されるかもしれない。そんな監督の作品なので期待値は自然と上がる。

 

クロージング作品:「サイド バイ サイド 隣にいる人」

坂口健太郎齋藤飛鳥が主演の日本映画。


まず先にクロージング作品が発表され、その時点でオープニング、クロージングのチケットが確保できるサポーターB会員の応募が締め切られた。主演2人のファンが押し寄せたのだと推測される。

その後にオープニング作品が発表。それで納得した。オープニング上映をわざと遅らせて場所をABCホールにしたのは、全てはMIRROR対策だったのだと。

いつもなら梅田ブルグ7で初日にオープニングを上映する。376席のシアター1は、ABCホールの327席より多い。しかし梅田ブルグ7には控室がないので(多分)、変更したのではないか。

「死屍死時四十四」にはMIRRORのメンバーEdan呂爵安とJer柳應廷が出演している。こうなると2人の来日を期待してしまうが、15日に行われたEdanのインタビユーでは、「多分大阪には行けない。スケジュールがそうなっているから。」という話だった。実際、釜山や金馬で自身の主演映画「過時・過節(香港ファミリー)」が上映された時もEdanは現地に行っていない。しかしこれは大阪アジアン映画祭の発表前だったので、言うに言えなかったのかもしれない。

もし2人が来たら大阪はえらいことになるよ。もちろん私は来ても来なくても準備万端で映画祭を迎えるつもりだ。