香港で「金手指」を観る

香港では12月30日から一般公開。これだけ人気だと香港中どこでも観られるので、値段の安い柴灣(チャイワン)で観ることにした。日本だと映画は一律料金だが、香港では新作でも時間と場所で大きく変わる。基本は郊外の古めの映画館の午前中が一番安い。でも旺角(モンコック)の朗豪坊(ランガムプレイス)で午前中の回が38HKDだったりするから侮れない。

80年代に実際あった佳寧集団汚職詐欺事件が元ネタ。他にもインサイダーとか、殺人とかいろいろあったらしい。

土地と株価が高騰したバブルの乱痴気騒ぎの様子は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を意識したに違いない。但しお正月映画なので会社でF★CKとかドラッグでハイになったりとかは無し。

キラキラした80年代の街並みとファッションが再現されていて楽しいが、まず主演の2人が最初超若い!

特殊メイクなのかCGなのか。実際はもう還暦を超えたおじいさんである。

影帝2人に何やらせてんだかwww
英皇電影(エンペラー・モーション・ピクチャーズ)が3.5億HKDをかけて製作したが、それはすでに全世界上映で回収済。

株とか経済にまだまだ疎いので、ついていけない部分は多々あった。結局世の中はお金持ち達が寄せ集まって巨大なお金を回しているんだねというのは分かったけど。

若い時のギラギラしたシーンも注目したいが、お互い年を取った後に向かい合う2人のシーンもかなりよかった。年を取るってそういうことだよね。

映画館でもらったクリアファイル。最近は香港でもこういったノベルティを配っているらしい。2人のツーショットににやける。

で、日本での公開は?