1987年西ドイツ制作の名作。日本では1989年に渋谷のシネマライズで上映。主題歌の「コーリング・ユー」も一躍世界に知れ渡る。
日本でもブームになったのは何となく覚えているが、当時は貧乏な田舎の学生なのでリアルでは観ていない。なのでストーリーもうろ覚え。
こういった昔の映画は映画館で観ることを前提に作られているので、やっぱり映画館で観たほうがいい。
説明が少ないのも昔の映画ならでは。でもこれぐらいでみんな内容を理解して感動していたんだけどな。ストーリーは単純なハッピーエンドに見えて実はいろいろな現実問題を反映させていて深い。
そして映像がきれい。夕暮れ時のあのありえない赤さ。
上のポスターも当時有名になったが、あらためて見たら登場するのはほんの一瞬。でもたしかにインパクトは大だ。
テアトル梅田で観たが、何と観た人全員に「バグダッド・カフェ」の名場面付きのミニカレンダーをプレゼントしていた。ポストカードより全然使えるぞ。