香港映画
大阪アジアン映画祭のことばかり気にかけていたが、来週から香港に行くんだった。 一般上映でとりあえず観たいのはこのあたり。 中国映画「流浪地球(さまよえる地球/流転の地球)」 大陸の旧正月でメガヒットしたSF映画。呉京(ウー・ジン)が遂に地球まで…
高層ビル群を背景に高校生がいるだけで絵になるのはさすが香港。 アパートの一室に女の首が投げ込まれることから物語は始まる。高校生の美少女、ガンを患う母親、チェロを弾くいじめられっ子、発達障害のPCオタク、悪徳刑事、娼婦、フェラ好きな教師が、その…
今年のテーマは「Colours in the Dark」。写真は夏永康(ウィン・シャ)。電影節大使は古天樂(ルイス・クー)から郭富城(アーロン・クォック)に交代。 HKIFF 今年は上映場所も増えて、発行手数料もかかるようになったが、ネットで買えるのはありがたい。…
しっかり朝10時前からセブンイレブンにスタンバって狙っていたチケットを買いまくった。まとめ買いは出来なくて、一枚ずつプリントアウトされたチケット詳細用紙をバサッとカウンターに持って行き、これまた1枚ずつ清算するので店員さんは苦笑いだ。 今現在…
月曜の朝の回を観たら貸し切りだった。金融や警察ジャンルの香港映画は台湾ではそれほどウケない。 「廉政公署(ICAC)」のやり手捜査官がタバコ会社の汚職の決定的な証拠を手に入れようと不法な囮捜査を進めるお話。 香港のタバコは高いがそれは税金が高い…
遂に海口脱出。しかしすぐに寒い日本へは帰りたくない。ということでまず台北に行くことにした。いつもの如く格安チケットは香港経由だった。夜中に着いて朝出発。ちょうど金曜日なのでまた午夜場の映画を観て過ごすことにした。 候補はいろいろあったが、時…
今年の特集企画は台湾と香港の強力2本立て!いやっほ~。 上映作品一覧|OAFF2019 今年はフェスティバルサポーターに入ったので、オープニング&クロージング作品のチケット争奪戦からは解放された。 やっぱり見逃せないのは 香港映画「非分熟女」 もしも呉…
もうそろそろネットでやるかなと思ったら、予想通り年明けで見ることが出来た。2018年東京国際映画祭でも上映。 監督は庄文強(フェリックス・チョン)で、脚本も担当している。脚本がうまい監督が映画を撮ると、どんでんがえしの連続でおもしろい映画が出来…
飛行機は夜9時半に無事に香港に到着した。香港では24時間以内の乗り継ぎの場合、荷物は預けっぱなしでOKだときいたので、手ぶらでそのまま空港を出る。 エアポートバスに乗り旺角(モンコク)に行く。目当ては真夜中上映の映画だ。見たい映画はいろいろあっ…
16日に香港経由日本行きの飛行機に乗り込む。羽田に到着したのは17日朝5時だった。 上映中の映画をチェックすると渋谷のシアター・イメージフォーラムで「宵闇真珠」が公開中だった。しかも月曜日はサービスデー。 クリストファー・ドイルが監督。以前香港国…
香港経由で日本に戻り、1週間ばかり滞在する。行きは香港滞在が6時間なので空港でやり過ごすとして、帰りの香港滞在時間12時間をどうするか思案中だ。 一晩を香港で過ごすが、到着時間が遅いのでホテル宿泊は最初っから除外。荷物もインタウンチェックインで…
お金が集まらない、マーケットが小さいと映画が作られにくい環境が続く香港映画だが、それでも意欲的な佳作はたくさんある。特に才能のある若手監督を発掘して撮らせようとする気概が香港映画界全体に感じられる。 香港で一番有名なエンターテイメントグルー…
アルパカも謎を解く鍵を握る重要な存在。 主演は余文樂(ショーン・ユー)&張静初(チャン・チンチュー)、監督は曾國祥(デレク・ツァン)&尹志文(ジミー・ワン) 舞台は北京。酒に酔った勢いで記憶を無くし、朝目覚めたら見知らぬ男とベッドの中だった…
2018年7月27日公開。大ヒットしたこともあり中国では1ヶ月以上の長い上映期間だった。そのため映画館での上映がまだ終わっていないのに、ネットでも公開することに。 多分ツイハークが一番楽しかったのではないかと思う内容。探偵としての謎解きより、もう妖…
日本では2016年の第29回東京国際映画祭でお披露目済だった。しかしその後香港での公開が伸び、2017年4月にやっと公開。大陸は更に遅れて2018年の3月に公開となった。香港に行く機会があるたびに公開チェックしても定かではなく、ネットで検索してもずっと見…
今回かなり期待した作品のひとつ。ワールドプレミアで香港での上映は未定。 設定は1967年と2018年。1967年の反英暴動と2014年の雨傘運動をシンクロさせている。 1967年の暴動についてはあまり詳しくはない。推理小説「13.67」とか、香港映画「玻璃之城(ガラ…
香港には「実録犯罪映画」というジャンルがあり、内容が残忍であればあるほど人気も高い。この映画も実際にあったお話を元につくられている。 同級生と共謀して両親を絞殺した高校生の事件と、その事件を担当する刑事の介護に疲れた生活が交差していく。 こ…
2017年アジアフォーカス 福岡国際映画祭でも「毒。誡(どくのいましめ)」のタイトルで上映された。 香港に実在したヤクザの伝記。60~70年代の慈雲山と九龍城を舞台にヤクの売人が薬物依存症を克服して更生するお話。 やはり見ものは九龍城。照明がキラキラ…
愛奇藝(アイチーイー)ネットで有料放映が開始された。日本では2月9日から公開予定。 呉宇森らしい映画。男の友情&白い鳩。日本オールロケで大阪と九州がメイン。あべのハルカスはいい宣伝になったと思う。日本でのロケとは言いながら、画面は香港映画っ…
ウォン・カーウァイ監督作『欲望の翼』、デジタルリマスター版が2018年2月公開へ - Yahoo! BEAUTY これは2月に日本に行けということですね? 怪しいDVDなどでさんざん観倒した作品だが、映画館で観るとなるとまた感慨が深い。 昔、映画は好きだけど王家衛(…
大陸の映画館で観たので北京語だった。でも潮州出身の伍世豪たちが話す潮州語はそのまんま。 60年代の香港に実在した2人の友情物語。伍世豪は麻薬王、雷洛はアンディさんが以前も演じているが、賄賂で5億稼いだとも言われている警察官だ。 といってもアンデ…
2016年の大阪アジアン映画祭で日本でも上映された。中国大陸では2016年3月に上映。私は相変わらず愛奇藝で鑑賞。 香港の青春映画というと大抵ドラッグやら援交やらヤクザが登場してどうにもキナ臭い。実際、旺角あたりで制服着たままタバコ吸っている高校生…
香港が日本を抜いて長寿世界一になったのも記憶に新しいが、それぐらい香港も高齢化社会になっている。老人をテーマにした映画も、「女人、四十。(1995)」「桃姐(タオさんの幸せ(2011)」「一念無明(2017)」など名作が多い。 この作品も去年公開され、…
飛行機の中で見た大陸資本の香港映画。タイトルが違うのは何故だろう? 香港版 大陸版。 飛行機の中の小さい画面で見ても分かるくらいの安いCG多用と、ちっともドキドキしない脚本と、まったく新鮮味のない2人の主演で特に語ることもないのだが。 ここにもい…
日本軍占領下における遊撃隊の活躍を、史実を元に映画化した作品。 抗日ゲリラ戦の話だが緊迫感はあまりない。どちらかというとユーモラス。それは母親役の葉紱嫻(ディニー・イップ)や劉黑仔役の彭于晏(エディ・ポン)の本来のキャラに依るところが大きい…
海生館から直接バスで高雄へ行く。久々に高層ビル群を見る。道が全部まっすぐで広い。新しい街なんだなと思う。 早めについたのは二輪映画を見るためだ。結局高雄で4本映画を観た。 新作:台湾映画「接線員(ザ・レセプショニスト)」 イギリスに留学した台…
ネットの片隅がざわざわしていたので、ちょっと見てみたら「誘拐捜査」というタイトルで5月26日に日本語字幕付DVDが発売されるようだ。その前にWOWWOWでも放送されていてこれを見た人の感想とかいろいろあった。 私は2015年の台湾金馬賞の時に観た。しっかり…
これもネットで鑑賞。 まず宣伝用のポスターがどれもひどい。この映画の世界観がまったく伝わってこない。 見終わった後モヤモヤするので、調べたら監督は陳奕迅(イーソン・チャン)主演映画「贖命(2010)」の監督周隼(クリス・チョウ)だった。「贖命」…
ネットで鑑賞。 日本でも5月27日から公開予定! サモ・ハン is BACK!『デブゴンが帰ってくる!』 ゲストが豪華。この他に徐克(ツイ・ハーク)、宋佳、元秋なども出演している。 ポンちゃんなんて殆ど本題に関係ないのに最後で登場w 特工は日本でいえば警備…
香港での一般公開は5月11日からだが、先行ロードショーで観ることが出来た。ラッキー。 2017年の大阪アジアン映画祭では観客賞を受賞している。 29+1|OAFF2017|コンペティション部門 30手前の女性2人が主人公。女が必ず人生を振り返る時というのがいくつか…