香港映画「廉政風雲煙幕」を台北で観る

月曜の朝の回を観たら貸し切りだった。金融や警察ジャンルの香港映画は台湾ではそれほどウケない。

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「廉政公署(ICAC)」のやり手捜査官がタバコ会社の汚職の決定的な証拠を手に入れようと不法な囮捜査を進めるお話。

香港のタバコは高いがそれは税金が高いから。そのため税関の上層部に賄賂を渡すのだが、その辺りの説明が一度聞いただけでは呑み込めなかった。

後半の種明かしもちょっと唐突な気がする。実はみんな仲良しでしたという説明が急に明かされる。タバコ会社のバカボンボンも役が軽薄すぎる。そして心臓病を持っている父親を小学生の娘が冗談交じりにでもプールに落とすかなあ。

そんな英皇電影っぽい映画だった。