香港映画

20年ぶりのサモ・ハン監督映画「我的特工爺爺(おじいちゃんはデブゴン)」

ネットで鑑賞。 日本でも5月27日から公開予定! サモ・ハン is BACK!『デブゴンが帰ってくる!』 ゲストが豪華。この他に徐克(ツイ・ハーク)、宋佳、元秋なども出演している。 ポンちゃんなんて殆ど本題に関係ないのに最後で登場w 特工は日本でいえば警備…

「29+1(29歳問題)」を香港で観る

香港での一般公開は5月11日からだが、先行ロードショーで観ることが出来た。ラッキー。 2017年の大阪アジアン映画祭では観客賞を受賞している。 29+1|OAFF2017|コンペティション部門 30手前の女性2人が主人公。女が必ず人生を振り返る時というのがいくつか…

「春嬌救志明(恋の紫煙3)」を香港国際映画祭で観る

今年のメインイベント!今年は前の2作と一緒に一挙公開。 なんだかんだいつも仲がいい。 この作品も香港のサブカル文化がぎっしり。怪獣の怖い話から始まり、宇宙人、ヤッターマン、コスプレ、台湾ロケ等お楽しみがいっぱい。 今回はそれぞれの家族も登場。…

小悪魔には気を付けろ!「指甲刀人魔 (A Nail Clippers Romance)」を観る

14日が公開初日なのに上映回数が少ない!朝イチにThe Grand Cinemaまで歩いて観る。 彭浩翔(パン・ホーチョン)が出した短編小説集「破事児」の中の1編が原作。彭浩翔はプロデューサー、監督は「低俗喜劇」「春嬌与志明」などで撮影を担当していて今回が初…

「一念無明(誰がための日々)」を香港国際映画祭で観る

大阪アジアン映画祭でも上映してグランプリを受賞している。あらすじなどはここに。 一念無明|OAFF2017|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2017》 躁鬱症にかかった主人公は、最初は躁状態で登場し、やたら気前が良かったりおしゃべりだ。しかし厳しい…

20年ぶりの「香港製造(メイドインホンコン)」を香港国際映画祭で観る

デジタル修正して今回の特集に登場した。 大人になって見直すと、こんなに生(性)と死が濃厚で、それが日々の生活に密着していたんだと再認識させられた。 墓地で女の子がわざとスカートを広げて見せて弟分の男の子が鼻血出すシーンとか、当時は普通に「バカ…

「77次原諒他(77回彼氏を許す)」を香港国際映画祭で観る

まずはこの映画から鑑賞スタート! 懐かしい感じがするTWINSのアイドル映画だった。赤じゅうたんの前でファンが名前の書かれたボードを持って入り待ちしながらキャーキャー叫んでいる場面も含めて。 監督は「雛妓」の邱禮濤(ハーマン・ヤウ)。「雛妓」で「…

久々のキョンシー映画「救殭清道夫(VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT)」

香港に着いて早速観たのが一般公開されているこの映画。 公開して1ヶ月経っても大人気で、旺角の大きなスクリーンで観ることが出来た。 実は香港では多くのキョンシーに関する事件が起きていて、それを秘密裏に処理しているのが香港食品環境署のキョンシー事…

新宿武蔵野館でサモ・ハン祭

日本で一番応援している映画館の新宿武蔵野館さんがこんなイベントを企画。 御年65歳、“デブゴン”の衰えぬキレ!サモ・ハン最新作2本の予告編&ポスター公開 (映画.com) - Yahoo!ニュース 「危城」感想は以前にも書いた。日本公開が早くてうれしい。いいぞ…

香港国際映画祭 無料上映3作品はまずは登録から

今日は午前10時から「志明與春嬌(恋の紫煙)」「春嬌與志明(恋の紫煙2)」「香港製造(メイド・イン・ホンコン)」の3作品のネット登録が開始される。 HKIFF 無料上映の映画は上映の30分前から現地でチケットが配布されるが、この3作品だけは先にネットで…

香港映画「戀人絮語(恋人のディスクール)2010」を観る

「大阪アジアン映画祭2011」で上映。最優秀作品賞を受賞している。 4組のカップルが交差する恋愛映画。監督は2人で、そのうちの1人が曾志偉(エリック・ツァン)の息子曾國祥。 香港は小さい都市なのでみんなどこかで繋がっている。この4組もそうだ。 陳奕迅…

香港国際映画祭:午前10時からチケット発売開始

初めてではないとはいえ毎回ドキドキしてしまうネットのチケット予約。予行練習でもしようと思って10時前に城市售票網(URBTIX)を開こうとしたら「毎日午前9時40分から10時までは一時停止です」という表示になっていた。 それでも何とかして欲しかったチケ…

香港国際映画祭上映スケジュール発表

HKIFF 朝しゃかりきになってページを開けたら「午後5時から発表」と書かれていて「膝カックン」を食らった気分。 短い滞在ながらもかなり充実のラインナップ。ちょうど終わったばかりの大阪アジアン映画祭と被っている作品もあるので、そのホームページも参…

23年越しに観る「沙甸魚殺人事件」(1994)「三個相愛的少年(ぼくたちはここにいる)」(1994)

たくさん映画を観ている方だと思うが、それでもやむなく見逃した作品もかなりある。なので今回大陸にいる間に動画サイトでいっぱい見てやる!と意気込んで来ている。 それで見つけたのがこの2作品。もうず~~~と香港に行くたび、いなかのVCD屋さんとかで探…

2017年香港国際映画祭は4月11日から

今年は少し遅めの4月11日から開催。遅くなったおかげで私も観に行けるようになった。万歳! 今年の注目作品は何といっても彭浩翔監督の「志明与春嬌(Love in The Buff)」シリーズ第三作「春嬌救志明」だろう。 ポスターを見ると4月27日から一般公開らしい…

林嶺東(リンゴ・ラム)監督「冲天火(スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞)」を観る

大陸では2016年11月25日から公開だったが反応はいまひとつ。既にネットでも公開中。 香港の架空の高層ビル「天空1號 SKY ONE」を舞台にiPS細胞を巡る暗躍をテーマにした映画。主役の呉彦祖はそこの警備部の責任者。 前作「謎城(ワイルド・シティ)」に引き…

香港の未来を映し出すオムニバス映画「十年」

これは2025年の香港を描いたオムニバス映画である。2016年の大阪アジアン映画祭でも上映され、その後タイ版、日本版、台湾版の映画も作られた。 5話ともリアルにありそうな話でつらかった。広東語を話す父親と北京語を話す息子の話とか。香港産の物が売れな…

血中香港濃度が足りないんだ

気が付けば1年以上香港に行っていない。これではいかんと春節の前に行くことにした。但し今回はベトナムからのトランジットで1日しかいない。 この1日でどの映画を観るのか只今思案中。候補として 一路順風:東京国際映画祭でも上映された許冠文(マイケルホ…

鞍馬山で赤道に会えず

今回なぜ京都に行ったかというと、香港映画「赤道(ヘリオス 赤い謀報戦)」のロケ地である鞍馬山に行きたかったから。 しかし事前に復習する時間がなかったため、てっきり撮影場所はトラムの方だと勘違いしていた。密談するのにあんな短い時間なわけないよな…

ひげポン第2弾中国映画「 湄公河行動(メコン大作戦)」

雲南省タイラオスに跨る麻薬のゴールデントライアングルをテーマにした映画はいくつかあるが、これは実際にあった事件をネタにしている。 熱血刑事役に張涵予(チャン・ハンユー)、情報屋だが実は警察に彭于晏(エディ・ポン)がキャスティングされている。…

モジャ髭でもポンちゃんはイケメン!中国映画「危城(コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝)」公開

軍閥が跋扈する時代。殺人が大好きなサイコパス(古天樂/ルイス・クー)と小さな町の保衛隊長(劉青雲/ラウチンワン)の戦いに放浪の剣客ポンちゃん(彭于晏)が絡むお話。 髭ポンちゃんの写真はFBで去年から見ていたが、結構さまになっている。 最初はもじ…

ジャッキーチェン主演映画「絶地逃亡(スキップ・トレース)」

ジャッキーの夏休み映画。人のおごりで観に行っただけで特に期待していなかったが結構楽しめた。ジャッキーはプロデューサーも手掛けているが、外国人が見たいと思う中国をよく分かっている。ロケ地は香港、マカオ、ロシア、モンゴル、広西。何故モンゴルか…

2016台北映画祭まとめ

映画祭で観た映画 「左耳」中国:あまずっぱな青春映画。蘇有朋は新人監督なので評価は甘め。ただ処女=出血ていう安直な表現は無いわ~と思う。 「樹大招風」香港:3人の伝説の悪人が手を組むという噂が広がり、それに翻弄される話。もともとは3つの違う映…

杜琪峰(ジョニー・トー)映画「華麗上班族(香港、華麗なるオフィス・ライフ)」

杜琪峰が撮ったミュージカル映画ということで、好奇心で観た。元は張艾嘉(シルビア・チャン)が制作した舞台劇。映画のセットも舞台風なので、いきなりサラリーマンが歌いだしてもおかしくない。そのあたりの処理がうまい。 こんなかんじでみんなが歌って踊…

折角の台湾映画押しの記事だけど

普段は「google」の検索ページをトップにしているが、大陸ではご存知の通り開かないので、大陸にいるときだけ「yahoo japan」に変えている。それでちょこちょこ日本のニュースを見ている。それで今日のおすすめのニュースがこれ。 台湾だから撮れた映画ベス…

「寒戰2」は7月8日から

2012年の前作から4年かけた続編が今年の夏に登場。香港、台湾、大陸同時期公開だ。でも大陸では北京語吹き替えなので、大陸で観る気はまったく無し。 前作の終わり方が思わせぶりだったので、続編をずっと待っていた。2では彭于晏ポンちゃんの出番も多そうで…

「盲探」を観る

手堅いジョニー杜蒞峰監督作品。杜蒞峰特有の笑いも忘れていない。 失踪した中学時代の友人を探す話がメインだが、そこにいくつかの殺人事件がうまく絡んでいく。 アンディ劉徳華×サミー鄭秀文はさすがに年をとっていて新鮮味はまったくない。でもお互いのノ…

「逆戰(ブラッド・ウェポン)」を見る

ケーブルTVで放送。2012年の作品。監督はダンテ林超賢。日本でも公開済み。ヨルダン、北京、マレーシアで撮影。 ニコラス謝霆鋒とジェイ周杰倫のダブル主演で、実は幼い頃生き別れた兄弟という設定。 マレーシアでのアクションシーンがド派手。列車を使った…

楊采妮(チャーリー・ヤン)初監督作品「聖誕玫瑰(クリスマスローズ)」を観る

とにかくスタッフ俳優陣が豪華。嚴浩(イムホー)や徐克(ツイハーク)がプロデューサー、アーロン郭富城、桂綸鎂(グイルンメイ)、張震(チャン・チェン)が主演なのだ。 セクハラに関する法廷劇。というと思い出すのがジュディフォスター主演の「告発の行…

ジョニー杜蒞峰監督「毒戰」を観る

杜蒞峰監督が大陸で撮った本格的アクション映画。ロケ地は天津、珠海など。 とにかく孫紅雷の独壇場という感じで、いろいろな孫紅雷の演技が楽しめる。 ダブル主演のルイス古天樂もますますダメ男の演技に磨きがかかり、孫紅雷といい勝負になっている。 大陸…