香港で「12怪盗」を観る

香港では3月28日から一般公開。連日の舞台挨拶が功を奏して興行成績は1500万HKD越えとなった。デビュー5周年を記念した主演映画で、今まで応援してくれたファンへのお礼の意味合いが強い。なのでファン以外の人が見ると物足りないと思うが、ファンしか見ないのでそれはそれでいいとも言える。

ファンのための映画なので、とにかく12人がかっこ良くなくてはいけない。12人それぞれが特技を持っており、その力を合わせて世界平和を守っている。

去年の5月がクランクインで、多忙なスケジュールの中短期間で撮影したに違いない。撮影場所も香港のみ。パッと見て分かるのは大館。ホテルのパーティ会場は東涌世茂喜來登酒店海岸扒房。

お金がかかっているのは撮影方法。プログラミングでカメラワークを決めているのでカメラの動きが複雑なシーンが多い。


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爆破とカーチェイスにも挑戦。アクションシーンも多い。この辺りのシーンはホントかっこいい。監督も脚本もこれがデビュー作の新人だが、各部門のスタッフはベテラン揃いだと思われる。

ゆるいユーモアをベースにしたお話は嫌いではない。それを元にした小道具も結構好き。遺伝子組み換えで右側の羽しかない右翼雞とか。この指名手配のポスターとか。

全然似てねーwww

この映画での経験がMIRRORの次のステップに繋がる。