The Road to Singapore Indoor Stadium(新加坡への道)~その5~

チャンギ空港に着いた後、コンサートTシャツに着替え、コンサートタオルを首に巻き、オフィシャルライトスティックを手持ちのカバンに入れ替えて、気合十分で準備を整える。

マーライオンは見に行かないが滝は見てみる。

まずは旅行鞄を24時間営業の荷物の預かり所に預ける。まずQRコードを読み込んで登録しないといけないので、ここで楽天モバイルの海外ローミングを試して見ることにした。

が、全然繋がらない・・・。

取り合えず空港のWIFIに接続して、荷物は無事に預けることが出来たが、さてこれからどうするか。コンサートチケットもモバイルチケットなので、入口でスマホの画面を見せないといけない。一応スクショは撮ったが、スクショはダメとか言われたら困る。

インドアスタジアムの隣はショッピングモールなので多分WIFIがあるはず。とにかく現地に行ってみることにする。お腹もすいたし。

電車はターミナル2に接続されているので、T2に移動して駅に向かう。電車の切符を買おうとするが、買い方が分からない。駅員らしきおっちゃんに聞くと、10ドルの交通カードはツーリストカウンターで売っていると言われる。

「でも10ドルも使わないんだよ。」

「だったらクレジットカードをそのままピッして乗っちゃえばいいじゃん?」

「ぅりありぃぃぃ?!」

ホントにピッして乗れた。シンガポールすごいぞ!

電車の指示通りに乗り換えして無事スタジアム駅に到着。外は熱帯。かなり蒸し暑い。

メンバーのお出迎え。

そして隣のショッピングモールでシンガポール初メシ。

多分海南飯。65ドル。

ここでも楽天モバイルの海外ローミングは繋がらない。でもモールのWIFIは辛うじて繋がった。

開始は7時からで開場は5時半から。続々とファンが集まってくるが一向に列に並ばない。記念品を配ったり記念の動画を撮影したり。私は早めに入場しようと入口に向かう。

モバイルチケットは大したチェックもなくスルー。しかしセキュリティーチェックがかなり厳しかった。テーブルに書かれたA3ほどの大きさを超えるもの、水、食品はすべて没収。カバンの中のポケットも細かくチェックされた。喉が渇いたらどうしようと思ったが、中にちゃんと飲料水が出てくる機械が置いてあったので、水筒に補充した。

1万2千人収容ときいていたが、3分の1は塞がっているし、3階席も今回は無し。私の席からでもステージが良く見える。これなら香港亞博の席よりも近いぞ。

今回はマレーシア公演が中止になって、その分の観客もシンガポールに流れて来たので、席はほぼ満員。でも半分以上は香港人だと思う。

コンサートは2時間。かなりのハイテンポで進み、最後はシンガポールでよく使われる言葉を使ったMCで締めくくり。

シンガポールがもっと日本から近かったら、また来てもいいかなと思った。