2017-01-01から1年間の記事一覧

名曲からドラマ「滚石愛情故事」

滚石唱片(ロックレコード)が製作した20集のオムニバス台湾ドラマ。10人の脚本家と15人の監督、20人の俳優によって1話完結で作られている。放送は2016年の3月なので最近だ。 第1話目は呉慷仁(ウー・カンレン)& 楊丞琳(レイニー・ヤン)が主役。第1話だ…

1まだ見ていないんですけど「戦狼(ウルフ・オブ・ウォー)2」

自分だけならほぼ100%観ることはないのが、アクション映画と戦争映画。これもおごりなので映画館で観た。 1の続編。そして3もありそうな終わり方。 アクションシーンが超すばらしい。アクションは振り付けもそうだが、カメラワークもとても大事だ。手を変…

「そうして私たちはプールに金魚を、」がいろいろすごい

今年の香港国際電影節でも早々と完売してしまった短編映画。これほど注目度の高い映画なのに、日本映画界からは冷たい扱いを受けているらしいw 個人的にものすごく好きな映画。ロックでパンクな青春映画だ。タイトルのロゴからして好き。日本国内での上映は…

レンタサイクルの流行の波が遂にここにも!

中国で先端的「シェア自転車」にまさかの使いみち (JBpress) - Yahoo!ニュース 最近何かと話題のシェア自転車。乗り捨てOK,30分で1元と何だか使いやすそうだ。今住んでいる田舎にも「mobike」の自転車をよく見かけるようになった。 台北にいた時はバリバリ…

陳可辛(ピーターチャン)プロデュース中国映画「喜歡你(恋するシェフの最強レシピ)」

香港でも見逃して台湾でも見逃してしまったので、ネットで観ることにした。 いつもなら陳可辛がプロデュースした映画は大ヒットするのだが、今回は評価も低めでヒットにはならなかった。 それで気になって見たが、良く出来た映画だと思う。ちょっとアメリカ…

斬新なTVドラマ「楚喬傳(楚喬伝<そきょうでん>~いばらに咲く花~)」

5月から放送開始で評判も上々の大陸ドラマ。主演はここのところずーっとドラマに出っぱなしな趙麗穎(チャオ・リーイン)。 何が斬新かというとこの主人公2人がまったく笑わない。通常ドラマの女性主人公というと何があってもへこたれない常に前向きで明るい…

あともう一押しな台湾映画「我的蛋男情人」

台湾では2016年秋に公開された。大陸では2017年4月に「愛情凍住了」とタイトルを変えて上映。それをネットで鑑賞した。 林依晨(アリエル・リン)の鉄板ラブコメディ。相手役の鳳小岳(リディアン・ヴォーン)も年を重ねるごとに男前度が上がっている。 おも…

香港でタイ映画「戀愛病發(HEART ATTACK/フリーランス)」を観る

トランジットで24時間だけ香港に滞在。何かおもしろい映画はあるかと調べたらこの映画を見つけた。 「杜琪峰(ジョニー・トー)お薦め!」の文句に惹かれて予告編も見たがなかなか良さげ。時間もちょうど良かったので観てみることにした。 平面デザインの下…

ここにもbabyjohn蔡瀚億が!な「驚心破」

飛行機の中で見た大陸資本の香港映画。タイトルが違うのは何故だろう? 香港版 大陸版。 飛行機の中の小さい画面で見ても分かるくらいの安いCG多用と、ちっともドキドキしない脚本と、まったく新鮮味のない2人の主演で特に語ることもないのだが。 ここにもい…

台北電影節で「目撃者(目撃者 闇の中の瞳)」を観る

今年のシメの一作。今年は既に公開済みの映画ばかりなのとスターが来ていないので全体的に地味な印象だった。 この映画も今年の3月に一般公開済みだ。但しとても評判が良かったので今回映画祭で観られてよかった。 脚本がすごくいい。交通事故の当事者を探す…

台北電影節で「順雲」を観る

台湾の基隆を舞台にした老老看護のお話。 60歳も過ぎた順雲は早期退職して80歳を過ぎた母親の看護をしている。兄と姉は既にアメリカに移住しており頼りに出来ない。 母はかつて京劇役者をしていたが、今では自力でベッドから起き上がることもままならない。…

台北電影節で桂綸鎂(グイ・ルンメイ)主演「徳布西森林」を観る

日本語に直訳すれば「ドビュッシーの森」。 監督はフランスに20年在住している台湾人。なのでQ&Aに出席したのはプロデューサーと美術さんのみ。監督、なぜ来ない。 先に正直に告白しておく。午後1時半の上映で、お昼をついお腹いっぱい食べてしまったことも…

台北電影節で「再見瓦城(マンダレーへの道)」を観る

台湾では去年公開。大陸では短い予告版しか見られず、ずっとモヤモヤしていたがやっと見ることが出来た。日本でも2016年の東京フィルメックスで公開。 不法労働者の実態を描いた映画。社会の底辺にいる彼らに世の中は容赦ない。 華僑というと世界中でファミ…

アーミルカーン主演インド映画「Dangal(ダンガル きっと、つよくなる)」を台北で観る

日本ではまだ未公開だが、大陸では既に公開され今までのインド映画興行記録を塗り替えたらしい。そんな話題作が台湾でも一般公開されているので観てみた。 ポスター比較。左:香港、真ん中:台湾、右:大陸。タイトルが3つとも違うのはよくあることだ。でも…

台北電影節で「明月幾時有」を観る

日本軍占領下における遊撃隊の活躍を、史実を元に映画化した作品。 抗日ゲリラ戦の話だが緊迫感はあまりない。どちらかというとユーモラス。それは母親役の葉紱嫻(ディニー・イップ)や劉黑仔役の彭于晏(エディ・ポン)の本来のキャラに依るところが大きい…

主役2人の演技がすごい「愚行録」

台北電影節中はほぼ毎日映画を観ている。で、たまに1本も見ない日があると逆に体が落ち着かない。 そんなわけで「愚行録」を観た。日本では既に公開中止らしいが、台湾では大丈夫らしい。 特に予習無しで鑑賞。後味の悪さは最近の日本映画の流行なのだろうか…

台北電影節で「強尼・凱克(ジョニーは行方不明/台北暮色)」を観る

つかみどころがない映画。エッセイ映画というか。台北での日々の出来事を撮った映画で特に起承転結もない。 だからと言って駄作というわけではなく、映像の中の台北は美しく、台北という場所に対する愛に溢れている。 香港人のお金持ちの彼氏がいて娘もいる…

台北電影節で「骨妹」を観る

今年の大阪アジアン映画祭では「姉妹関係」というタイトルで上映。 女性の同性愛をテーマにした映画だが、はっきりした描写はない。 マカオのマッサージ店で働く女の子がお互い助け合いながら生きていくお話。 若い時の主役を演じる廖子妤(フィッシュ・リウ…

台湾一周の旅ー台中そして台北

嘉義駅からまた各駅列車に乗り、新烏日駅に降りる。新烏日駅は高鐵台中駅と隣接しているので結構大きい。ここからバスに乗って目指すのは「彩虹眷村」だ。 彩虹眷村は一人のおじいさんがたった一人で村中の壁や地面に色彩豊かな絵を描き続けて有名になった場…

台湾一周の旅ー嘉義3

台北電影節があるので、30日の夜までには台北に戻りたいと思っていた。 しかし嘉義でもう一つ行きたい場所が出来てしまった。 それは「台糖蒜頭糖廠」。この工場の中だけ走る列車があるのだ。しかもここは伍佰(ウー・パイ)のお父さんが働いていた場所で少…

台湾一周の旅ー嘉義2

阿里山から戻る時に、時間もまだ早かったので嘉義駅ではなく1個手前の北門駅で下りた。近くに監獄博物館があるのだ。だが行って分かったが一般公開しておらず、外見を見るだけで終わってしまった。 それでトボトボ歩いていると目の前に日本家屋群がどーんと…

台湾一周の旅ー嘉義1

今日は後半のメインイベント、阿里山鐡道に乗る。 阿里山鉄道はあまりに人気なため当日前日ではチケットは買えないらしいと知り、台北にいるときに既に入手してある。阿里山鐡道のHPで予約したのはいいがカード払いが出来ない。カード自体は依然台湾に住んで…

台湾一周の旅ー台南2

いつもは宿代を節約するのにゲストハウスを利用する。しかし台南では安いゲストハウスが見つからず、その代わり駅前のホテルが超安かった。写真からしてかなりの年代物だったが、選択肢もないのでそこに決めた。 ということでこの旅唯一のホテルで泊まる。確…

台湾一周の旅-台南1

食べ物なら台南が一番おいしいらしい。確かに一番最初に食べた半分屋台みたいな食堂も麺の硬さ具合がアルデンテでうなってしまった。 台南は台湾で一番古い街だ。なので古い建物がぎっしり。その中でも行きたかったのが 「林百貨」。中の装飾もおしゃれ。着…

台湾一周の旅ー高雄2

高雄は映画ばかりではなく一応観光もしてみた。 外国の地下鉄で日本語のアナウンスが流れるのは高雄だけなのでは? 海のそば。 真っ黒な外観がかっこいい。 そして台湾一おいしいパン屋さんの支店が高雄にもある。 常に行列ですぐに売り切れ続出。1人のお客…

台湾一周の旅ー高雄1

海生館から直接バスで高雄へ行く。久々に高層ビル群を見る。道が全部まっすぐで広い。新しい街なんだなと思う。 早めについたのは二輪映画を見るためだ。結局高雄で4本映画を観た。 新作:台湾映画「接線員(ザ・レセプショニスト)」 イギリスに留学した台…

台湾一周の旅ー墾丁3

「我在墾丁*天氣晴」の漢文(byポンちゃん)の家が船帆石のそばにあるらしい。バスで行けるところなので行ってみることにした。 が!なかった~。そりゃそうだよね。10年以上前だもん。 午後からは海生館に行く。今回の旅で一番高かったお宿がここ。日本でも水…

台湾一周の旅ー墾丁3

今日は墾丁の南の方に向かう。自転車はもう無理なのでバスに乗る。しかしこのバスも墾丁全部を網羅しているわけではない。取り合えずバスの終点である鵝鑾鼻公園に向かう。ここには灯台ととても広い公園がある。灯台はさび予防の修復をしているため下半分は…

台湾一周の旅ー墾丁2

墾丁はバイクで回るのが普通だ。しかし私は国際免許証もないし、電動バイクだとバッテリーが切れる前にお店に戻らなくてはいけないしで、自転車を借りることにした。前後合計21段変速もあるジャイアント製だ。 まさに南国という青い空の下で出発。ほとんど平…

台湾一周の旅ー墾丁1

一応この旅のメイン。ずっと行きたかった。 有名なのはやっぱりドラマ「我在墾丁*天氣晴(墾丁は今日も晴れ!)」だろうか。今年の正月映画「健忘村」も墾丁で撮影されている。しかし撮影で作った村は取り壊されてしまい、今は何もない。保存して観光地化する…