自分だけならほぼ100%観ることはないのが、アクション映画と戦争映画。これもおごりなので映画館で観た。
1の続編。そして3もありそうな終わり方。
アクションシーンが超すばらしい。アクションは振り付けもそうだが、カメラワークもとても大事だ。手を変え品を変えていろいろな角度で楽しませてくれた。特にドローンと、俳優の身体に装着した小型カメラからの映像がとても生々しくていい。
中国万歳人民解放軍万歳なプロパガンダ映画だし、ストーリーもご都合主義なので、特に気に留める必要は無し。
最初の海でのありえねーw長回しアクションシーンでつかみはOK!その後も登場する銃器の種類は豊富だし、最後はタンク同志でカーチェイスまでやらかしている。
脇を固める俳優も人気者だ。
余男。恋人で上官役。もう死んでいるので「1」からの借用。
強面の石兆琪は上官役。
ドラマ「人民的名義」でもブームを巻き起こした呉鋼。元老兵役で体を張ってアクションに挑んでいる。
「戦狼1」には「ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊 」という長い邦題がついているということは、DVD販売しているのかな?案の定評価は真っ二つで、それはアクションを重視するか、ストーリーを重視するかという違いから生じる問題だ。
アクション以外はほんとダメダメ。甘ったるい恋人とのノロケとかホントいらない。逆に敵の超マッチョなカップルの馴れ初めの方が気になる。
アクションだけ観ればいい。アクションシーンはいいぞ。
追記:その後ますますヒットし、ついに45億元を突破した。
夏休み中というのもヒットの要因だろう。確かに暑い日に映画館で涼みながら何も考えずにスカッと出来る映画だ。
肝心なのはこれ。
- ストーリーのユルさは気にしない。
- プロパガンダ的な要素にいちいち反応しない。
- 主人公が不死身なのはお約束
これでおもいきり楽しもう。
追記その2:日本では2018年1月12日から公開決定。
1000億円推しは当然だろう。ポスターもハリウッドの戦争映画みたいで中国映画とは知らずに見る人がいたりして。海外で大コケしても大陸ではまずニュースにならないだろうなあw