秋は映画祭の季節。しかし今年も行けるのは東京国際映画祭のみ。スケジュールの発表はこれからだが、取り合えず観たい映画をピックアップしている。しかし中国映画が1作のみで、韓国映画が皆無とは。(もしかしたら注意深く探したらあるのかもしれない。)釜山国際映画祭の中国、台湾、香港映画の多さとは比ぶべくもない。ポンちゃん(彭于晏)の「熱帯往事」と張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「一秒鐘」は東京にも来ると思ったのだが。その代わり「怒火」と「智齒」は観ることが出来る。
陳木勝(ベニー・チャン)監督の遺作。ニコ(謝霆鋒)主演映画は久しぶり。かなりド派手なアクションが目白押し。
「智齒(LIMBO)」香港映画
モノクロがかっこいい。連続殺人事件を追う刑事のお話らしい。ちなみに主演の李淳(メイソン・リー)は李安(アン・リー)監督の次男。
「青春弒戀(テロライザーズ)」台湾映画
今年の金馬オープニング作品。何蔚庭(ホー・ウェイティン)監督、林柏宏(リン・ボーホン)、林哲熹(リン・ジェーシー)、李沐(ムーン・リー)主演。一見無関係に見えるZ世代の6人が影響し合って、無差別殺人を起こしてしまうお話らしい。ロケ地は大好きな台北駅。台湾では11月に一般公開予定。
「復讐(Payback)」「GENSAN PUNCH」フィリピン映画
メンドーサ監督の作品は、いつも期待を裏切らない。今年は2本立て。
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」
アメリカ映画
日本では2022年1月一般公開予定。ウェス・アンダーソン監督のキャスティングは結構ミーハー。今回はティモシー・シャラメくんも登場する。予告編からして楽しい。人気を見通してこちらは抽選販売。応募締め切りは10月5日の13時まで。
映画祭は今年から六本木から有楽町周辺にお引越し。渋谷から六本木に移る時には交通の不便さにぶうたれていたが、今回はそれが無さそう。