今年も脳内開催中!「台北電影節」

コロナの影響で6月から9月に移動して9月23日から10月9日まで開催中。気になった作品をいくつかピックアップしてみた。

まずはオープニング&クロージング作品。

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「月老」は縁結びの神様。監督は九把刀。柯震東(コー・チェントン)、王淨(ワン・ジン)、宋芸樺(ビビアン・ソン)という 若手人気俳優を揃えての話題作。

「詭扯」は陳柏霖(チェン・ボーリン)と劉冠廷(リウ・グァンティン)が主演。見た目からてっきり陳柏霖はヤクザなのかと思ったが、どうも悪い警察官らしい。山の中の村人達とヤクザ絡みのダイヤを取り合うお話。

 

香港からは「濁水漂流」

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呉鐘宇(ン・ジャンユー)が不法占拠しているホームレスを演じている。

 

気になる台湾映画はこれ。

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「複身犯」は死刑囚の体に容疑者の人格を植え付けて、誘拐された子供を見つけ出そうとするお話。

「親愛的殺手」は身体障碍者と社会的弱者との純愛を描いた映画。

どちらも内容よりも役者の力量を観て欲しい。「複身犯」主演の楊祐寧(ヤン・ヨウニン)はここで1人6役をこなしている。その中には女性の王淨(ワン・ジン)も入っていて、ほとんど物まねショーに近い。陳以文(チェン・イーウェン)が乗り移った演技は陳以文にそっくり。

「親愛的殺手」主演の鄭人碩(チェン・レンシュオ)は、ピンでの主演はこれが初めてなのではないだろうか?何かと濡れ場の多い鄭人碩。でも今回は上半身だけ。相手役の邱偲琹(アリー・チウ)はかなりの薄幸顔。香港映画「遺愛(エリサの日)」の陳漢娜(ハンナ・チャン)、香港映画「幻愛」の蔡思韵(セシリア・チョイ) といい勝負だ。

 

そしてドラマのスペシャル版として登場するのが黄秋生(アンソニー・ウォン)。

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去年から台湾に移民してきて、今後は台湾での活躍が楽しみな黄秋生。ドラマは60分×10話。香港から来た謎のマッサージ師がみんなを幸せにするお話らしい。

 

今はyou tubeで予告編が見られるいい時代。公式HPはここ。

www.taipeiff.taipei

 

来年こそは現地で観たい。