緊急事態宣言が継続される中、今年も何とか開催することが出来た。チケットの入手方法がいつもと違っているので、注意しながらチェックしよう。
オープニング作品は文念中（マン・リムチョン）が許鞍華（アン・ホイ）を撮ったドキュメンタリー映画「好好拍電影（映画をつづける）」。
文念中は大ベテランの香港の美術監督。しかし映画監督は今回が初めて。どんな風に許鞍華を撮っているのか楽しみだ。
「遺愛（エリサの日）」香港映画
首部劇情電影計劃（First Feature Film Initiative）の中の作品。主演は鄭中基（ロナルド・チェン）。刑事が麻薬捜査中に、かつての恋人の娘である女の子と出会うお話らしい。中年男と少女の組み合わせは定石中の定石。
「ホテル・アイリス（艾莉絲旅館）」日本台湾合作映画
小川洋子原作の小説を台湾金門島で撮影。永瀬正敏主演。ポスターには李康生（リー・カンション）の文字も。
「狂舞派3」香港映画
去年の金馬ではクロージング作品に選ばれた。ちなみに２は無くて1の次は３。
「夜更（夜番）」香港映画
去年の金馬で最優秀短編賞を受賞した。監督はオムニバス映画「十年」の中で「浮瓜（エキストラ）」を撮った郭臻（クォック・ジョン）。夜勤のタクシー運転手がデモに遭遇した時の話らしい。
「手捲煙（手巻き煙草）」香港映画
こちらも去年の金馬でクロージング作品に選ばれた。元兵士がチンピラとなり、重慶マンションの中でヤクザに追われた男を匿うお話らしい。
「奪冠（中国女子バレー）」 中国映画
今回一番謎。陳可辛（ピーター・チャン）監督、鞏俐（コン・リー）＆黃渤（ホアン・ボー）主演。何故陳可辛がこの映画を撮ったのか？予告を見る限り、選手よりコーチ役の2人の方に焦点が当てられているような。
期待していた「親愛的房客」が無くてがっかりしているが、これはもうNetflixにお願いするしかないかな。
