一晩ぐっすり眠って、まず見たのがこの映画。第19回東京FILMEXでも上映されている。上映時間が約4時間もあるので途中寝るかと思ったが、まったくの杞憂に終わった。
後ろ姿が象徴的なポスター。グレーな街で彷徨う4人が最後導かれるように出会う。
台湾での上映はもう1ヶ月以上過ぎているのに、日曜の午前の回でほぼ満席。若い人が多かった。
この映画を製作して監督は自殺をしてしまった。本人はこの4時間の尺での映画にこだわった。でもここまで長いと一般上映は難しい。それならば映画とは別に例えばNetflixで4回に分けて公開するという手もあったのではないか?それほどこの作品は映画の範疇を超えた内容になっている。
主役の1人である章宇は今回イケメン役で出演している。この人は何でも演れるんだね。その他の3人もすごく良かった。
最後まで象が登場しないのがこの作品の肝だ。なので最後の「パオーン」はちょっと蛇足じゃないかと思った。
追記:日本では2019年11月2日から一般公開。公式HPはこちらから。