2007-01-01から1年間の記事一覧

故宮と雍和宮観光

今日は明日日本へ帰るカメラマンさんを連れて北京観光。まずは何と言っても故宮。とにかくでかい。オリンピックに向けて大掛かりな修復が進行中と聞いていたが既に半分以上終わっているらしく、きれいになった建物が多かった。しかし展示物に特にめぼしいも…

北京に戻る

午前の飛行機でいったん北京に戻る。私は残ってもよかったのだが(2ヶ月分の荷物はあるんだし)ホテル代もかさむのでみんなと一緒に戻ることになった。空港のロビーの書店を覗くとズラッと雑誌の表紙が姜文(チアン・ウェン)だらけ。普段露出度は少ない姜…

久しぶりの日本食

よく話を聞いたら9月の終わりに一度北京に戻り、10月にまた長春に戻ってクランクインらしい。しまった。2ヶ月分の荷物を持って来てしまった。しかもホテルは3つ星でダブルベッドの大きな部屋に一人だけ。もちろんバスタブも完備。洗濯用のタライまで持…

長春に出発

朝早く起きて取り敢えず洗濯をする。夜の飛行機で長春に行くので、トランクの中の夏服を秋服と交換。北京は青島より涼しいとはいえ、昼間は汗ばむぐらい。その後近所のおいしいイタリアンレストランでランチを食べる。青島にいる間ずっとおいしいイタリアン…

さよなら、青島

まだドラマの撮影は終わっていないが、私だけ先に北京に帰ることになった。寝台列車でごとごと帰るのかと思いきや、新しい列車で6時間で北京に到着。列車の中も快適そのもの。中国の鉄道は年々良くなっている。それでも旧式は隣の高速道路を走る車に負けて…

結婚式は大騒ぎ

中国ドラマに絶対欠かせないもの。それは結婚式。多い時は2度も3度も登場する。このドラマでは姑が若い時に棄てられた夫と復縁して大掛かりな結婚式を挙げる。エキストラの人数も多いので1日がかりの撮影になる。ガーデン式ウェディングで会場に食べ物飲…

結婚式は大騒ぎ

中国ドラマに絶対欠かせないもの。それは結婚式。多い時は2度も3度も登場する。このドラマでは姑が若い時に棄てられた夫と復縁して大掛かりな結婚式を挙げる。エキストラの人数も多いので1日がかりの撮影になる。ガーデン式ウェディングで会場に食べ物飲…

中国のお葬式

今日は葬儀場で撮影。近代的な建物の雰囲気は日本とさして変わらない。変わると言えば中国人の悲しみ方だ。私達は一番大きなホールを貸し切って朝から準備を進めていたがその間ずっと号泣が絶えない。日本はお葬式もしめやかでおとなしいが、こちらはそうは…

怪しいホテル

今日は病院の設定で撮影。ロケ場所は元病院というホテル。まさに改修中で病院で使う機械や道具がまだそっくり残っていて美術的には理想的な場所だった。ホテルを病院に見立てて撮影するのは中国ではごく普通。確かに構造は似ていなくもない。しかし元病院の…

青島のマイカルに行く

ホテルで朝仕事をしていたら、ボスからドラマのパンフを持って来てくれと電話がかかってくる。急いでタクシーに乗り込んで待ち合わせのホテルまで行く。そこは青島東部の中心部でジャスコがある。2年前に青島に来た時に何とか時間を見つけてジャスコに行き…

SPRで撮影

青島は喫茶店が多い。スタバのようなチェーン店もいくつもあるし、個人経営の喫茶店もちらほら見かける。中国大陸で多いのは「スタバ」「UBC上島珈琲」「SPR」の3店。「スタバ」は説明するまでもなく「UBC上島珈琲」は台湾系で「UCC」を真似て作られたと聞…

今日はクランクイン

朝出発前にホテルの前でドラマ成功を祈る式を執り行なう。今回のスタッフはプロデューサー、監督、助監督、撮影、照明、録音、美術と主なスタッフは香港人。香港人は撮影の前に必ずお参りをする。私もみんなと一緒にお線香を持って東南西北の順に回っておじ…

ホテル付近を探検

確実に必要な小道具から作成しているが夜はそれほど忙しくない。今日はyuanちゃんと二人で外資系デパートのパークソン(百盛)まで歩くことにした。食事のたびに外に出ていろいろお店を探すがなかなか清潔でおいしそうなお店がみつからないための苦肉の策だ…

道具表作成

台本を読み終わった時点で、いつもの通り美術で必要な物を一覧表にしようとしたら、その中国人のアシスタントyuanちゃんは「そんなのいらわいわよ。台本なんて1回読めば十分よ」なんて言ってくる。そんなわけはないので、「そうね、でも私はいつもこうして…

中国ドラマ「誰憧我的心」を読む

まずは台本を読まないことには始まらない。全部で25話で今のところ18話まで印刷されている。内容はサイコセラピストの主人公を中心とした心を病んだ人たちの話。こう書くと日本で一時期流行ったお勉強も出来る心理療法ドラマかと思いきや、単なる起伏の…

夜中青島に到着

午前中飛行機のチケットを受け取り、10時半北京発の飛行機だけど早めに家を出る。アシスタントの分際で飛行機で移動なんて普通だったらありえない。1時間でさっくり青島流亭国際空港に到着。国際空港といっても規模は北京より更に小さく、飛行場の真ん中…

「海岩ドラマ」に注目

最近の中国ドラマのキーワードは「海岩」。元警察官の小説家であり、自分の原作をもとに脚本も書いている。海岩原作のドラマにハズレ無しとまで言われているが、これも彼自身がドラマ制作に深いこだわりを持っているからだ。まずキャストは必ず新人を起用。…