「DEATH DAYS」YouTubeから見るか、映画から見るか

私は取り合えずYouTubeから見た。映画はアップリンク京都で。

「そうして私たちはプールに金魚を、」は好きだが、「WE ARE LITTLE ZOMBIES」は見ていない。単純に好みの問題である。

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それで「DEATH DAYS」はというと好きな方だった。バースディケーキならぬデスディケーキを一目見ただけで好きになった。部屋のセットも舞台のようだし、セリフの掛け合いもかなり好き。今回も長久允監督の思い入れがたっぷりつまった短編作品に仕上がっている。映画版では多少シーン追加とかあるのかと思ったが、YouTubeと同じだった。

そのかわりメイキング・ドキュメンタリーの「生まれゆく日々」が見られる。撮影は4日間。美術さん大変そうだ。

取り合えずYouTubeで見て、気に入ったら映画館へGo!

複雑な構成に唸る「複身犯(2021)」

台湾文化センターが主催する2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」の第3回目としてこの映画が登場。

2021年の台北電影獎と金馬獎にノミネートされており、台湾での一般公開は2021年2月。

全ては主演の楊祐寧(トニー・ヤン)の演技力にかかっているといっても過言ではない。1人で何人もの人格を演じ、しかも途中から更に新しい人格も登場するので演じ分けがたいへんだ。特に陳以文(チェン・イーウェン)を演じる時は本人そっくり。

あとは1人の人間に複数の人格を移すという設定を、観客に納得させられるかどうかだろう。このあたりは美術と撮影の技術力でクリアしていると思う。

ロケ地は台中市。バス炎上のシーンはCGも足されていると思うが、実際に爆破させて5台のカメラで撮っている。

監督はドラマ「麻酔風暴」「麻酔風暴2」の 蕭力修(シャオ・リージョウ)。カメラマンでもあるので、映像が超かっこいい。

主演以外の俳優陣も実力派揃い。強面のおっさん刑事もよかったし、ヤクザのボス役の龍劭華(ロン・シャオホア)も短い登場だったが印象深い。彼は2021年9月14日にお亡くなりになっている。

強面だけどお茶目な役がうまかった。ご冥福をお祈りします。

ベンとジョディが肉体派に変身「ベン&ジョディ」

6月9日からNetflixで配信中。前の2作とは全く違う体を張ったアクション映画になった。

男くさいポスター。

これまでのあらすじから。ベンとジョディは、性格は正反対ながらも協力してジャカルタでカフェを経営していた。前作の最後に天才バリスタのベンは、亡き父親のコーヒー農園を引き継ぐことを決意する。

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今回はその設定からの流れで、悪徳企業から土地の立ち退きを迫られたベンの抗議活動から始まる。そこからベンの拉致、アジトからの脱走、美人姉妹との出会い、最後はアジトでの大掛かりなアクションからのカーチェイスと盛りだくさんの内容だ。

でも2人って普通のカフェの経営者なんだけどwコーヒーに関するシーンはちょっとだけ。あとは体当たりのアクションが続く。本格的なアクションは美人姉妹とアジトのボスが担当。三つ巴でやりあうシーンは緊迫感も漂い、迫力満点。

監督は前2作と変わらずアンガ・ドウィマス・サソンコ。もともとセンスのいい監督だが、アクションシーンも音楽込みでかっこよく撮れている。

セットも大掛かり。アジトやジャングルの中の村のセットはゼロから作ったものと思われる。

インドネシア映画もジャンルも増えてますます盛り上がりを見せている。日本で見られる作品がもっと増えればいい。

今日から台北電影節のチケット発売

私がMIRRORにうつつを抜かしている間にも世の中は動いている。

台北電影節の作品と上映日程が決定した。

www.taipeiff.taipei

気になる作品を紹介したい。まずはオープニングとクロージング作品から。

「初戀慢半拍(MAMA BOY)」

主演は徐若瑄(ビビアン・スー)と柯震東(クー・ジェンドン)。監督は映画「台北一頁(台北の朝、僕は恋をする)」の陳駿霖(/アーヴィン・チェン)。これだけで作品の期待値が上がる。姉弟愛の話だが、相手がビビアンなら年齢なんて関係ないよ。台湾では8月26日から一般公開。

 

「童話.世界(Fantasy World)」

主演は張孝全(ジャン・シャオチュアン)と李康生(リー・カンション)。監督は弁護士でもある唐福睿(タン・フージュイ)。未成年の性犯罪をめぐる法廷劇。映画で観るのは久々な張孝全が弁護士を演じている。世界初上映。

 

「該死的阿修羅(Goddamned ASURA)」

3月11日の一般公開前から話題となっていた作品。莫子儀(モー・ズーイー)が出演。監督は映画「一席之地」やドラマ「台北歌手」で、莫子儀と長いつきあいになる樓一安(ロウ・イーアン)。ある殺人事件によって6人の登場人物のさまざまな事情があぶり出されるお話。

 

「歡迎光臨 二代咖啡:特別版」

こんなカフェがあったら是非行きたい。これから放送するドラマの特別版を上映するのがすっかり定着してきた台北電影節。鳳小岳(リディアン・ヴォーン)、林哲熹(リン・ジャーシー)、隋棠(ソニア・スイ)が出演。監督は映画「生死接線員」の邱晧洲(チウ・ハオジョウ)。

 

「滴水的推理書屋:第1-2集」

こちらもドラマの特別版。作家でもあるミステリー専門書店の店長が犯罪に巻き込まれていくお話。黄河(ホアン・ハー)も出演。監督はプロデューサーとしても活躍している廖士涵(リャオ・シーハン)。

 

「講話沒有在聽(Can You Hear Me?)」

25分の短編。主演は金士傑(ジン・シージエ)。コメディだけど最終的にはいい話っぽい。

 

「洋装(The Dress)」

29分の短編。ラブドールを置いている風俗店の清掃員をしている主人公のお話。このラブドールの皮膚の感じとかのレベルが高い。もしかしてオリエント工業さんの?

 

他にも東京国際映画祭で上映された「美國女孩(アメリカン・ガール)」や、大阪アジアン映画祭にも上映された「阿媽有咗第二個(ママの出来事)」「不想一個人(一人にしないで)」「修行」が上映される。

「阿媽有咗第二個」のインタビュー動画。


www.youtube.com

上映は6月26日の一回のみで、チケットは1分間で売り切れた。インタビューでは姜濤(ギョン・トウ)のみ國語で対応している。

 

台湾はまだ隔離が必要なので旅行はまだもう少し我慢しないといけない。6月15日以降は7日の隔離が3日に緩和される。夏の旅行シーズンには隔離なしにしたいのが全世界の本音だと思う。

The road to Hong Kong Coliseum(紅館への道)~その2~

今日はファンクラブの会員のみ購入することが出来るチケット発売日。そうは言っても

ページを開くことすら困難。

ひたすらこの画面が続く。香港時間で午前10時から始まり、一応締め切りは午後11時59分。街のネットカフェでは、ネットのスピードに賭けようとトライするファンたちの姿が。

午後3時半過ぎになってようやく次の画面に進んだので、よしよしと喜んだのも束の間。

「完売」の小さい文字が。それはないよなー。

望みがあるとすれば、今後コロナの規制緩和で席が増えれば、あと25%分のチケットが追加販売されるかもしれない。

後はもう台湾の小巨蛋(台北アリーナ)で追加公演とかね。

やっぱり「SUMMER SONIC 2022」のチケットをどこかから入手するしかないのだろうか。公式トレードについてはこれかららしい。

 

道のりは遠い。

「SUMMER SONIC 2022」にMIRRORが出演決定!

突然の発表でどうしていいのか。チケットもう完売だし。

www.summersonic.com

MIRRORが出演するのはPACIFIC STAGEで、アジアの人気者を集めた感じ。タイや台湾からもアーティストが出演している。

フェスは行ったことないしなあ。関東に住んでいたら行ったかもしれないけど。

ついでに「ミュージックステーション」とか、「羽鳥慎一モーニングショー」とか出ないかな?

The road to Hong Kong Coliseum(紅館への道)~その1~

今日は朝から大はりきりでパソコンに向かう。パスポートとクレジットカードも準備して午前11時に早速パソコンとスマホでUrbtixにアクセスするが、もちろんそう簡単には前には進まない。

この画面から全く変化なし。でもそれは想定内なのでこちらも特に焦ることもなく、悠長に構えていた。

ところが午後12時を超え、3時になっても変化がない。いい加減お腹もすいたので、ご飯を作って食べながらもずっと観察を続ける。

流石に午後6時を超えて不安になったので、ニュースをチェック。その「香港01」の記事によると、午後4時の時点で購入出来たチケットは今回売り出した中の36%ほどらしい。

www.hk01.com

これは夜中までかかるのかと思って、午後8時半ぐらいに一旦お風呂に入る。もちろんパソコンとスマホは繋げたまま。

お風呂から上がった時にチェックしたら、3秒ごとに自動で予約する機能が止まっていた。何度も押すが画面は何も変わらない。どうも残りのチケットが2000枚を切ると自動機能が切れるらしいのだ。

 

こうして今日の戦いは終わった。

 

道のりは遠い。