遂に完結?「東方華爾街(THE TRADING FLOOR)」

日本では同時に見られないのが不思議なこのドラマも昨日で終了。

前にブログに書いたら1日で1000回以上アクセスがあり、あわあわしてしまったが次の日には速攻平常に戻った。この辺りに華流が韓流に追いつけない理由があるんだろうなあ。

ドラマは過去と現在を行き来しているが、最終回の日付は遂に「2018年明日」。

最終話で全てのモヤモヤが晴れる気持ちのいい終わり方だった。しかし「実はここまでは単なる序章に過ぎず、本題はここから!」という、続編を作っても作らなくてもいいかんじで締めている。個人的にはもったいないと思いつつ、これで終わってもいいと思っている。一番嫌なのが、別の制作会社で名前だけ借りたクオリティの低い続編が作られること。ありがちな話なだけに。

このドラマは小物の使い方が実にうまい。CASHのオフィスにある牛と熊の双頭の彫刻はそのまま韋航(張孝全)と教授(呉鎮宇)の関係を表している。そしてギリシア神話のシーシュポス。

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教授はことのほかこの話が好きで、自分のオフィスにもシーシュポスの彫刻を飾っている。

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そしてモノポリーも重要な小道具として何度が登場する。教授が韋航に勝った後のセリフは深い。

このドラマは思いっきり物が少ない。画面に対する人物の割合もとても小さい。

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そうなると見ている方もドラマ全体を客観的に俯瞰して見るようになる。それでもダレることがないのがすごい。

しかし、メインキャストの中に一人大根女優が混じっていて、その娘メインの時は流石に頭を抱えてしまった。張孝全や余男とのカラミもあるが、この2人をもってしてもフォロー出来ないくらいの大根って・・・。

この作品によってネットドラマの地位も上がるかもしれない。そして今後はネットドラマなんだから世界同時配信して欲しい!!

陳坤(チェンクン)主演ドラマ「脱身」も始まったよ

6月11日から地上波では東方衛視と北京衛視で、ネットと同時に放送が開始された。

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宣伝用のポスターは手を抜き過ぎ。

1949年の上海が舞台。国民党と革命派地下組織の戦いのお話。全部で47話。陳坤さんは1人2役で、まるでグリコのように1粒で2度おいしい設定になっている。

初回は手の込んだCGの上海の俯瞰図から始まり、廖凡(リャオ・ファン)や王景春も登場してなかなか豪華。でもこの2人はすぐ死んでしまう。もったいない。

陳坤さんの相手役は万茜(ワンシー)。もうずっと大陸ドラマに出ずっぱりだ。

さて陳坤さんは監獄帰りということで最初はずっと小汚い恰好のままだ。小汚い役を小汚いまま演じれるようになったんだね。もちろん後からキメキメの陳坤さんも登場するはず。

民国時代の国民党VS革命派のお話はもう手垢が付きすぎて、ストーリーについては何も期待していない。ただ最近の若い人たちの間に、陳坤さんがいかにカッコいいかもっと広まればいいなと思う。

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普段の姿でもうこの神々しさ。

香港が本気出してネットドラマを作るとこうなる!「東方華爾街(THE TRADING FLOOR)」

アンディさん(劉徳華)がプロデューサーとなり、FOXとテンセントから資本を引き出して作った45分×5話のネットドラマ。香港が得意とする金融がテーマ。1997年のアジア通貨危機、2008年のリーマンショックの中で、香港で一体何が起きていたかを描いている。

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もう映画レベルの出来。しょっぱなからガンガン飛ばしていく。過去と現在が交錯するがまったくモタモタしていない。主演は張孝全と呉鎮宇。この2人以外にも、香港映画ではお馴染みの俳優がたくさん登場する。広東語と北京語が選択できるのも素敵。

ネットドラマはやはり予算が限られるので、画面がショボくなりがちだ。しかしこの映画は違う。キャストも美術も豪華。撮影された映像も映画と比べて遜色ない。

このポスターの5人が一緒に立ち上げる会社のオフィスがかっこいい。特に貨物用エレベーター(扉が上下に開く)から部屋までの部分。

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すげーかっこいいぞ。

香港の街並みも多く登場する。つくづく香港という街は映画映えする場所だと思う。

毎週木曜日に1話ずつ更新して今は第3話まで。オープニングのモノポリーもかっこいいので飛ばさず見て欲しい。

比べて見てはいけない中国法医学ネットドラマ「骨語」

タイトルからすると中国版「BONES-骨は語る-」なのかと思ったが、骨に特化しているわけでもなかった。

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5月29日から毎週火水木に2話ずつ更新で、今は12話まで。1話30分なのでサクサク進む。雨後の竹の子のように乱立していた推理ミステリーブームも一段落して、「じゃ次は女性が主役で」という流れになるのは当然だろう。

もともとCSIシリーズが好きで、「きらきらひかる」「アンナチュラル」も好きだ。「border 」の比嘉ミカの透明な衣装にはグッときた。

日本では既にジャンルを確立している感のある法医学ドラマだが、中国ではこれが本格派ドラマの最初ではないだろうか。というのも法医学ドラマは特殊メイクや小道具に対する要求が高く、法医学に対する知識も必要なので、今までは無理だったと思われる。

そうは言ってもこのドラマでも第1話からツッコミどころは満載だ。それでも以前の似たようなドラマに比べると格段にレベルは上がっている。

元ネタは30年のキャリアがある中国主席監察医の体験談から。この人も女性である。

主演は「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす」で夏冬を演じた張齢心。1998年放送の「永不冥目」でデビューしているのでベテランだ。ワーカホリックのクールな監察医がうまくハマっている。

元ネタがあるということは、中国でも残酷な凶悪犯罪が多いということだ。ただ殺す人数は多くても(67人とか!)、それが快楽殺人とかサイコパス的な事件かというとそうでもなさそう。

一番最初の場面で「未成年者は大人と一緒に観ましょう」という字幕が流れるのがおかしい。

大陸でも見られるよ「ミス・シャーロック(神探夏洛克小姐)」

世界19ヶ国同時配信で、大陸では騰訊視頻(テンセントネット)で見られる。今なら最新回のみ有料なのでお得。

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全8話のうち5話まで鑑賞。巷の評価はいろいろ。期待が大きい人ほど落胆している様子。他の人が既に指摘しているようにあんまり大きな声で「シャーロックシャーロック」言わない方が良かったかも。

個人的には「昔の深夜枠のミステリードラマってこんなかんじだったよなあ」と思いながら見ていた。テレビがゴールデンでは出来ないことを深夜で実験的にいろんなことをしていた時代だ。それが今はネットに移行したけど、まだまだ模索中なのか。

第1話の強引な初期設定(捜査カウンセラーて何だ?とか、和都との同居の経緯など)の説明を飲み込んでさえしまえばだんだん慣れてくる。

印象的なロケーションが多い。シャーロックの部屋の美術も味がある。

謎解きについては、見ている人にヒントを与えて一緒に考えるパターンではないので、暴走するシャーロックをじっと見ているしかない。すずらんネタは理系の人間でも解けないだろう笑

女優が多いドラマだが、もう少しみんなキレイに撮ってあげたほうがいいんじゃないかと思ってしまった。特にスマホのちっさい画面で見ると、宣伝ポスターとの落差がありすぎ。

何といっても斉藤由貴が怖い。怖すぎてもう既にネタバレになっているんじゃ?

「芈月傳(ミーユエ 王朝を照らす月)(2015)」やっと終了。

やっぱ長いわ。

多分50話以内で編集出来る。ミーユエの治世のおかげでだんだん平和になり、最後に近づくにつれネタ切れぎみに。そこで「兵馬俑はミーユエ起源節」をぶっこんだのだが、人民が「それはあり得ない(笑)」と意外と常識的な反応を見せてそのままおしまい。

ミーユエがイザという時決めるドヤ顔に既視感があるなあと思いながらずっと見ていたのだが。

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極妻の環姐さんだったんですね。

まさにネバーエンディングストーリー「芈月傳(ミーユエ 王朝を照らす月)(2015)」

騰訊視頻(テンセントネット)で独占放送中。会費を払った1か月以内に何とか見終わろうとがんばっているが、全81話なので見ても見ても終わりに辿り着けない・・・。

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10話までは無料で誰でも見られるのでそこはまず端折る。今は何とか50話まで鑑賞したが、この後まだ31話もある。

人気王道ドラマの鉄板法則を忠実に守っている。

1.主人公の生い立ちが不幸。そして周りからいつもいじめられ何度も死にかける。

2.誰よりも聡明で、時には皇帝よりも賢かったりする。そのせいでまた多くの人の反感を買い更にいじめられる。

3.もともと負けず嫌いなのでついに反撃開始。その過程で純真だった性格がどんどんしょっぱくなっていく。

4.ついには歯向かう敵を全て蹴散らして泣く子も黙る最高地位につく。

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登場人物が多いのと戦国時代の歴史が分かりづらいので予習はしたほうがいい。

見どころはやはり衣装と結婚式などの風習。

そして豪華な俳優陣。見ていて楽しいのは張儀役の趙新立の百面相。

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今人気の黄軒は芈月の初恋相手。爽やか。泣きの演技が子犬のよう。

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何かと大陸ドラマで重宝されている中方信(アレックス・フォン)は秦国皇帝。

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現段階で113億回以上再生されている超ヒット作。確かにおもしろい。でも長い。せめて40話ぐらいにして欲しい。だって結末は予想できるし。

このドラマでは宣伝用ポスターを担当したカメラマンも話題になった。

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古典的な雰囲気が特徴の孫郡。他にもいろいろ。

http://www.cicinnus.com/newsinfo.asp?id=3048

なかなかの耽美。