2020年は6月25日~7月11日まで台北で開催。このご時世、海外旅行なんて夢のまた夢。でも気分だけでも味わいたい。
今年も観たい映画はいろいろ。旅行に行ったつもりで公開順に紹介したい。
写真は台北電影節のHPから引用。
「惡之畫」6月26日19:20~ 臺北市中山堂
出演する作品が次々と公開されている黄河(ホアン・ハー)の主演映画。画家がある受刑者の絵の魅力に取り憑かれていくお話っぽい。
「幻愛」6月29日18:20~ 光點華山電影館 他2回
香港映画。香港では7月2日から一般公開。統合失調症の男性と心療内科医を目指す女性との恋愛における葛藤を描いたお話。主演女優は台湾映画「返校」で教師を好演。この映画では1人2役を演じ分けている。屯門あたりがロケ地かな。
「親愛的房客」7月4日19:20~ 臺北市中山堂 他1回
今年一番観たかった映画。主演の莫子儀(モー・ズーイー)が謎めいた賃借人を演じている。献身的に大家一家の世話をするがその真意とは。
「打噴嚏」7月5日20:30~ 臺北市中山堂
九把刀原作、柯震東(クー・チェンドン)と林依晨(アリエル・リン)が主演。柯の大麻事件で長い間お蔵入りになっていた作品。確かに2人とも若い。7月15日からは一般公開もする予定。
追記:Netflixで「ハクション!」のタイトルで視聴可能。
「日子」7月7日19:00~ 信義威秀 他1回
李康生(リー・カンション)が、また蔡明亮 (ツァイ・ミンリャン)監督に言われるがまま撮っちゃったような映画。
「残值」7月9日19:20~ 信義威秀
高利貸しの借金を返すための保険セールスをしている男が主人公。出演者はベテラン揃い。公視テレビで放送されたシリーズの1つ。
他にも気になる作品はまだまだある。オープニング作品の「無聲」は予告片を見るだけでも鬱々しそうになる。「不丹是教室」はブータンの景色をじっくり見られるだけでいい。
「親愛的房客」は来年の大阪アジアン映画祭とかに来てくれないかなあ。もちろん莫子儀込みで。