早く続きが観たい!「不夠善良的我們:第1-2集」

名脚本家にして監督の徐譽庭(スー・ユーティン)の最新ドラマ。主演は林依晨(アリエル・リン)、許瑋甯(ティファニー・シュー)、賀軍翔(マイク・ハー)。

  

放送は12月の予定。

2人の女性と1人の男性を巡る12年にわたる物語。単なる三角関係の話では終わらない、女性の生き方についてのドラマ。

第1話は主に主婦になった簡慶芬側の話になっていて、第2話はバリキャリのRebecca側の話が中心になっている。そしてどちらも今の生活に満足していながらも不満や不安を抱えている。これが女あるあるばかりで、共感しっぱなし。

この「主婦とバリキャリ」のような女性の対比はよく見かけるが、鈴木涼美の「すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない」を読んで分かる通り、どっちが上か下かの話ではない。どちらとも独自の悩みが付随するので、どっちを選んでも茨の道になってしまう。

ではその間に挟まれた男はどうなのかというと、第2話までは自分の意見を発表していないので判断は難しい。

その間に挟まれた男を演じる賀軍翔がかなりいい。今までトレンディドラマの王子様役が多かったが、流石にもう40歳で王子もなかろう。今回は白髪頭にも挑戦して老け路線で行くらしい。

上映後はQ&Aがあり、徐譽庭と林依晨と賀軍翔の3人がお揃いの番宣トレーナーを着て登場。

アリエルちっさい!顔もちっさい!でも画面で見ると堂々と大きく見えるから不思議。

アリエルは大人気で、デビュー当時からのファンと思われる観客もいて、会場は終始アットホームな雰囲気でQ&Aが続いた。

日本で観るとしたらNetflixかなあ。