誰が一番の悪人だったのか「DELETE/デリート」

Netflixで6月28日から配信開始。15日は台風のため1日中家にいたので、全8話を一気に見た。

タイでおもしろい映画や作品を作り続けてヒットを飛ばしているgdhNetflix制作のドラマ。

主演は映画「スピード&ラブ」のナット・キッチャリット。今回は2枚目路線。最初はW不倫をして邪魔になった恋人を消すクズ男だったが、最後は心を入れ替える。その恋人役にはチュティモン・ジョンジャルーンスックジン(オークベーブ)。すぐに消えるので今回出番はそんなに多くない。不倫相手役には映画「ハッピー・オールド・イヤー」で、元カレの彼女を演じたサリカー・サートシンスパー。綺麗なだけの女優かと思いきや、結構ボロボロな姿で体当たりの演技もしている。事件を担当する刑事役には映画「ハンガー:飽くなき食への道」でカリスマシェフを演じたノパチャイ・チャイヤナーム。

それぞれみんな最初登場するときは悪人っぽいのだが、優しい部分や弱い部分も見えてきて両方併せ持っているのがわかる。

人を消せるスマホというかカメラの説明は一切なし。ただ一つ明かされているのは、誰か(A)を消した人(B)が消えた場合、その消えた人(A)はまた戻ってこられるということ。そのお約束のために無間ループでお互いを消そうと必死になる。

おもしろいと思ったところは夜のカーチェイスが本当に真っ暗闇なところ。確かに田舎の設定だけど、普通なら夜とはいいながらもう少し明るい場所で撮影すると思う。

24時間スーパーもタイでは当たり前な存在らしい。でも従業員が数人しかいない大型スーパーって大丈夫かなとも思うw

ラストのオチは結構衝撃的。ちっともめでたしめでたしではない。どうなってしまうのかすごく気になる。

SEASON2を期待して待つのみ。