チュティモン・ジョンジャルーンスックジンが主演「ハンガー: 飽くなき食への道」

Netflixで4月8日から世界91ヵ国で配信開始。英語以外の言語の映画として2週目にして視聴時間TOP1になった。

様々な料理が登場するがどれも見栄えが良くて実に映画向き。オープニングの緊迫したシーンからの荒々しい盛り付けで既に作品に引き込まれてしまった。

ストーリー自体はシンプルだが、そこに格差の問題や料理人としてのモラル、孤独が分かりやすく挿入されている。

登場する料理がどれも見たことないものばかり。そしてどれもおいしそう。極めつけは牛一頭分を天井から下げて丸焼きにしたもの。そしてそれらの料理を富裕層が食べる姿をわざと下品に見せているのも象徴的。そしてオエイと同じように「料理ってやっぱり愛だ」と思う。

主人公のオエイが家の食堂で作る「シーイウ」って何だろうと思って調べてみた。

乾炒牛河のことじゃーん。香港に行ったら必ず食べるやつ。

監督はsitisiri mongkolsiri(シティシリ・モンコルシリ)。

今までオムニバス映画1作と長編1作を撮っている。

クランクインの前に俳優たちは料理のレッスンも受けている。これがまさにリアルハンガー。

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チュティモン・ジョンジャルーンスックジン(オークベーブ)も傷だらけになりながら中華鍋を何度も振りかざしている。やっぱり俳優ってすごいね!