大阪アジアン映画祭で「Happy Old Year」を観る

今回、最優秀作品賞を受賞したのも納得の出来栄え。台湾では「就愛断捨離」というタイトルで2月14日から、香港では「無痛断捨離」というタイトルで3月26日から公開。

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それぞれのポスター。恋愛映画のように見えるがもっと奥が深い。

モノを捨てるというのは記憶を捨てるということ。主人公は遂に捨てきれず元の持主たちに返していく過程で、感謝されたり自分勝手さを指摘されたりする。

そういう自分もいろんなものを捨ててここまできてしまった。もしかしたら捨ててはいけないものまで捨てたかもしれない。でもその時は、捨てないと前に進めなかったから捨てたんだと思う。そのことで誰かに責められた時は、この主人公同様甘んじて受け止めよう。

主人公を演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは今までシリアスな役が多かったが、コメディもイケるとこの作品で証明してみせた。今後は更に役の幅が広がっていくだろう。元カレ役のサニー・スワンメーターノンは「フリーランス(2016)」では坊主頭の3枚目役だったが、今回はぐっとカッコよくなって登場。

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騰訊視頻(テンセントビデオ)では126分ヴァージョンで「恋愛診療中」のタイトルで配信中(簡体字字幕のみ)。日本でもどこかで配信してくれるといいが。

そしてこのナワポン・タムロンラタナリット監督も今後要注意だ。でもタイ人の名前って長いから覚えるのがたいへんだ。愛称があっても馴染みがないとなかなか覚えられない。タイが好きな人はどうやって覚えるのだろう?

 

追記:2020年12月11日より日本でも「ハッピー・オールド・イヤー」の邦題で一般公開。

www.zaziefilms.com

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日本のポスターデザインのほうが手間暇かかっている。こっちの方が映画の内容にも沿っているし。公式サイトもかわいい。劇場情報には東京の映画館しかないがもっと全国に広げて欲しい。観るべし!