大阪アジアン映画祭で「江湖無難事(ギャングとオスカー、そして生ける屍)」を観る

ヤクザ×ゾンビの単純に楽しい映画。台湾で見逃したので、大阪で観られたことがうれしい。

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「映画を撮る」映画がもともと好きなので楽しみにしていた。日本のヤクザも登場して、お互い騙し合いながら最後は主人公たちの勝ちとなる。

ヤクザの親分はお馴染みの龍劭華(ロン・シャオホア)。

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ヤクザの親分なのに、どんどん映画の役にのめり込んでいく姿がおかしい。体育教師役なのでジャージ姿でゾンビと闘うシーンもある。

撮影場所は主に高雄。最後のシーンは台糖専属碼頭。他の映画やドラマでもよく登場する。そして「ゾンビが追いかけるシーン」を撮るシーンはドラマ「麻薬風爆」で田舎の病院として登場した病院ではないかと推測。入口の階段部分とか。

それにしても何故みんなそんなにゾンビ映画が撮りたいのだろう???

 

追記:2020年11月28日に台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズに、「ギャングだってオスカー狙いますが、何か?」のタイトルでオンライン配信された。高炳權(ガオ・ピンチュアン)監督とのQ&Aもあった。時間内であれば、何度も繰り返し見たいところを見られるので便利。来年も続けて欲しい。