「梅蘭芳(華の生涯〜梅蘭芳〜)」と「赤壁2」と

たまったDVDを観まくっている日々。
黎明を見る度、「よう出来たアンドロイドやなあ」といつも感心してしまう。
この映画の撮影時、レスリーと比較される事にことについてプレッシャーはあるかどうか記者から質問があった時
「僕は与えられた仕事を全うするだけだ。(それが何か?)」
と無表情で答えていた。映画出演はビジネスの一つとしか捉えていないところが彼らしい。その後の完成試写会も各映画祭もまったくそつのない対応でこなしていたのも印象的。
映画を観て彼の梅蘭芳役は適任だと思った。芝居以外の事はウブな感じや、初めての恋に舞い上がる気持ちとか、お芝居の中できちんと伝わってくる。さすが21世紀のアンドロイド。
赤壁」は「やっぱりジョン呉宇森はすごいっ」としか言えない。どのシーン&カットもかっこよすぎ。特に胡軍の立ち回り。
そして香港人特有の過剰なサービス精神。白玉のシーンはやっぱり笑える。
最近いい気になっている佟大為はあの扱いで充分なのだ。