たまの夜遊び

今日は「KILALA」で髪をすっきり切ってもらい、ついでに附近を散策。しばらく来ないあいだにまた大きなビルがいくつも出来ていた。毎月のようにオープンする大型商業施設やオフィスビルに今の北京の勢いを感じるが、逆にまだ出来て1年も満たないビルの中ががら空きだったりして、投資だけしてほったらかし感が漂う。ニュース上は中国の経済は右肩のぼりですでに経済成長率は日本をとっくに超えているわけだが、実生活は「?」の連続。特に今回のドラマ撮討巴羚颪涼亙?鬚い蹐い躄鵑辰燭里如△気蕕法屬匹Δ覆鵑世蹇?廚辰道廚Α
 夜は友人Mに誘われてバーに行く。そのお店は生演奏も聴けてそこにMの友人が参加するらしい。私は大家さんと一緒に住んでいる関係で夜遊びはあまりしない。人生における音楽の位置もあまり高くないので、音楽についても全然詳しくない。それでも北京の夏の夜に屋外で気持ちのいい音楽を聴きながらおいしいカクテルを飲むのはとても素敵だった。お客さんの大半はヒッピー風の外国人で、その中にカタカナ系職業に就いていそうなおしゃれな中国人がまじっている。コアラだっこの中国人ゲイカップルとかもいて何だかとってもピースフル。みんなリラックスして北京の夜を楽しんでいる。この季節の北京は長い冬と完全に別れを告げた開放感に満ちあふれていて自然とうきうきしてしまう。
 ちょっと前まで隣の河北省の荒れ果てた荒野で砂嵐と格闘しながらドラマを撮影したことが夢のようだ。一言では説明出来ない中国の多面性が時々私を混乱させる。