とうとう現場付きの道具係もいなくなり、私が兼業することとなった。今日は公園の設定なので北京植物園の中で撮影。ここでホームレス同士のケンカのシーンがあるが、台本では声のみの設定だったので特に何も用意していなかった。ところが実際にケンカのシーンを撮ることに変更。そこでパーティシーンでお世話になった中国人スタッフがスーパーの手押しカゴを用意してくれた。そこにごみをどんどん載せて傘もさしてカゴのまわりにいっぱいレジ袋をつけて見事アメリカホームレスの道具の出来上がり。話しながらどんどん盛り上がって、段ボールにこのドラマにちなんだ文章を書いてカゴの前に貼ったりした。このドラマの中で一番こまかく人物設定したんじゃないかというくらいみんなにも大受け（笑）。実際ロスの公園は昼間はごく普通だけど夜になるとホームレスだらけになるらしい。
この組初の（！）夜の撮影でホテルに戻ったのが１時過ぎ。速攻寝る。
