2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

林嶺東(リンゴ・ラム)監督「冲天火(スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞)」を観る

大陸では2016年11月25日から公開だったが反応はいまひとつ。既にネットでも公開中。 香港の架空の高層ビル「天空1號 SKY ONE」を舞台にiPS細胞を巡る暗躍をテーマにした映画。主役の呉彦祖はそこの警備部の責任者。 前作「謎城(ワイルド・シティ)」に引き…

昼と夜と2度おいしいホイアンの街

ベトナムは3回目で1回目はハノイからホーチミンまで途中でフエに寄りながら鉄道で縦断した。2回目はハノイのみでずっとぐだぐだしていた。 で、今回ホイアン行きを決めたのは昔日本人街があったのと「メティセコ」の本店があったから。 ダナン空港からツアー…

もろにツボにハマったハンガリー映画「リザとキツネと恋する死者たち」

映画には相性があるので、世の中でどんなにヒットしていようが自分の心の中に入ってこない映画もある。逆もしかり。特に私は好みが(多分)偏っているので、「これは!」と思う映画にはなかなか出会わない。(もし出会ったらとことん追いかけるのさ) そんな…

香港の未来を映し出すオムニバス映画「十年」

これは2025年の香港を描いたオムニバス映画である。2016年の大阪アジアン映画祭でも上映され、その後タイ版、日本版、台湾版の映画も作られた。 5話ともリアルにありそうな話でつらかった。広東語を話す父親と北京語を話す息子の話とか。香港産の物が売れな…

飛行機で「君の名は。」「何者」を観る

今回短いながらも4回飛行機に乗ることになったので、たっぷり映画を堪能できた。 まずは人気の広がり方が「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「一杯のかけそば(古いなあ)」と似ている「君の名は。」から。 これを観て号泣する人が続出というのは本当ですか? す…

香港で「一萬公里的約定」を観る

夜の最後の上映で何とか間に合った。 大陸でも1月9日から上映しているらしいが、近所ではやっていない。 大陸資本が多いが多分プロデューサーのジェイ(周杰倫)が引っ張ってきたんだろう。そのおかげでアメリカロケは迫力満点だ。 1994年前の台湾で、走るこ…

香港で台湾映画「一路順風」を観る

24時間しか滞在時間がない中で、絶対観たかったのがこの映画。去年の東京国際映画祭でも上映された。 公開2週目に入り、上映回数もそんなに多くない。時間の関係で私は4K版で観た。 主演の許冠文(マイケル・ホイ)は20年前香港から台湾にやってきたしがな…

ドニーさんと姜文が大活躍の「ローグ・ワン」

銀河帝国とかフォースとかより、ジオン公国とかニュータイプとかのほうが好きなので、これまでまともに観たことがない「スターウォーズ」シリーズ。 なのでそのスピンオフとか言われても何が何だかで、全く予習なし。 「無精ひげのマッツ・ミケルセンもイケ…

血中香港濃度が足りないんだ

気が付けば1年以上香港に行っていない。これではいかんと春節の前に行くことにした。但し今回はベトナムからのトランジットで1日しかいない。 この1日でどの映画を観るのか只今思案中。候補として 一路順風:東京国際映画祭でも上映された許冠文(マイケルホ…