飛行機で「君の名は。」「何者」を観る

今回短いながらも4回飛行機に乗ることになったので、たっぷり映画を堪能できた。

まずは人気の広がり方が「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「一杯のかけそば(古いなあ)」と似ている「君の名は。」から。

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これを観て号泣する人が続出というのは本当ですか?

すっかり川村元気の手のひらの上で転がされていますよ!

次に原作も読んでいてどう映画化するのか気になっていた「何者」。

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旬な若手俳優勢ぞろい。

最後の方で舞台に切り替わる演出がよかった。

相変わらず「よーいドン!」でみんな一斉に就活する日本だが、就職なんていつでもいいし、サラリーマン以外にもたくさんの仕事が世の中にはたくさんあるのになあ。

「まわりから認められる何者」かになりたくてあがく群像劇。でもそのカッコつけがイタいというか痛々しい。

映画「霧島、部活辞めるってよ」を観て「イマドキの高校生に生まれて来なくて良かった」とつくづく思ったが、今回も「イマドキの若者でなくて良かった」と心底思った。私にはこんな生活ムリムリムリ。

観客はこの登場人物の中から自分に近いキャラを探すのだろう。

理想はサワ先輩。うらやましいのは光太郎。でも気がついたらギンジになっていた。

私の場合はこんな感じだろうか。