香港滞在ラストの1本。シリーズ4作目。PはprisonのP。
今回は予算多めなのか、街のあちこちでポスターを見かけた。
廉政公署(ICAC)が監獄に潜入して汚職の決定的証拠を探すお話。最近、廉政公署を舞台にした映画が多い。そこに鉄板の監獄ネタを足して補強している。
前作を見ていない人でも十分楽しめる内容になっている。隠れた伏線とか難解な人間関係とかは一切なし。監獄内での乱闘があり、ババババって撃ち合って、くるくる回るヘリコプターの中での格闘もあって、最後に悪い奴は全員捕まってすっきりめでたしめでたしだ。
映画「29+1(29歳問題)」の周秀娜(クリッシー・チャウ)とbabyjohn蔡瀚億も出演しているが、全然役に成りきってなくてベテランの中で浮きまくっていた。「あれ?こんなに下手だったっけ?」ていうぐらい動きがぎこちない。残念。
今回は公安も登場して、いつ大陸に舞台を移してもいい状態で終わっている。このシリーズは大陸でもヒットしているので、十分考えられる。
次は「“G”風爆」になるそうな。どこまで続くんだろう?