鯉魚門渡假村に潜入 

水曜日は博物館が無料だ。今日は筲箕灣にある「海防博物館」へ行く。
そんなたいしたことはないんじゃないかと甘く見ていたら、小山の上にあり(途中までエレベーターで登れる)中は案外広くかなり遊べた。
お腹がすいたが、筲箕灣なんて田舎だからなあなんてこれまた甘く見ていたら、レストランストリートみたいなのがあって、日本料理、タイ料理、中華と選り取りみどり。
ここはトラムの終点でもあるが、映画「忘不了」でのミニバスターミナルはここで撮影されている。この日も何かの撮影をしていた。
とここまでは実は余興。真の目的は 鯉魚門公園及度假村に潜入することだ。
山を超えて入口に近づくとおばちゃんと世間話をしていた警備のおっちゃんが近づいて来た。
「見学したいんですけど。」と100%日本人になりきって聞いてみる。
「それはちょっと無理。」
「実はですね、この本(と「電影現場之旅」を見せる)を見まして。」
「ああ、「無限道」ね。日本人でしょ?おばちゃんと一緒にオフィスに行けばいいよ。」
と言うことで、何とかオフィスで17HKDを払って中に入ることが出来た。
そう、ここには映画「無限道(インファナル・アフェア)」で、ショーン余文樂が追い出されるシーンで登場する警察学校として使用されたのだ。。
中は白地に水色のイギリス式の建物が並んでいて、確かに警察に見えなくもない。が、でもここで撮影すると決めたのはすごい。
実はもっと離れた場所にある水庫でもケリー陳慧琳のシーンを撮影したのだが、更に山を登らなければいけないことに躊躇してしまい断念。
なかなか充実した筲箕灣デーだった。