香港へ出発

北京西駅に行く為に開通したばかりの地下鉄4号線に乗った。
乗る時に
「ププププ」
というブザーが鳴って「おお、香港の地下鉄と一緒だ」と少し喜んだ。そう4号線は香港のMTRが経営しているのだ。もう北京は秋なので暑くもないのに冷房が少しキツいのも香港流かも。
その後改札を出たところに駅付近の地図があったが、地図の様式が香港と同じだった。多分北京で一番精巧で親切な公共地図だ。
出かける前から香港濃度が高まってきたぞ。
しかしそこは中国。駅はまさに今の中国の縮図だった。
明らかに栄養失調で髪が茶色の子供から、大きな米袋に荷物入れた老人とか様々。
そうした中で、ある男が通路に置いてあるゴミ箱の横で自分の子供に●ンコをさせていた。30mも離れない場所にトイレがあるのにである。掃除のおばちゃんはおがくず持って待機しているし、周りは見てみぬ振りである。
以前デパートの中で子供におしっこさせているお母さんも見たことがある。
げんなりだ。