中国列車のネット予約をやってみた

中国人の友人の結婚式に招待された。それがちょうど香港から戻る次の日だったので、香港から直接行くことにした。

飛行機を利用することも考えたが、その子の家もそこそこ田舎なので、深センから列車に乗る方法を選択。

それでトロトロ夜行列車で行こうと思って調べたら、無い。交通事情が昔より良くなったので、トロトロ寝台列車が無くなってしまったのだ。

そして深セン北駅なるものが新しく出来ていて香港深セン間の国境からは地下鉄で行けてしまうらしい。というか深センに7つも列車の駅がある!行先別で乗る駅が違うのだ。乗り間違いが怖い。

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バカでかいこれが駅らしい。

大陸にいない間の4年間の変化はすさまじい。今では深セン香港間の出入国出来る場所は8か所。フェリー乗り場が2か所。香港国際空港から大陸入りする場合、船の方が速くて便利だったりする。

香港から深センに何度か行ったことがあるが、毎回ガッカリ感がハンパない。小さな川を越えただけなのに何もかもが雲泥の違い。さて今回はどうだろう?

深センの地下鉄の歴史をものすごく分かりやすく解説してあるページを発見。

【深セン地下鉄の歴史まとめ】開通から11号、7号、9号線開通までの路線図、12年間の変遷: 香港・中国深セン的観光旅行生活情報局

これを見ればどんだけ短時間で発展したのかが一目瞭然。

そして深セン地下鉄といえばコイツ。

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初めてこのキャラを見た時、怖くて泣き叫びそうになった。深センの人は平気らしい。もっと見たい人は

風雲!コネタ城 深セン地下鉄のマスコットキャラクター - デイリーポータル Z:@nifty

後ろのカエルのほうがかわええやん。

 

ネットで時刻表を検索できるのは昔と同じだが、今では28日前から売れ残り枚数も確認できて予約も出来てしまう。

 铁路客户服务中心

を開いてまずは個人登録。24時間以内に身元を確認するらしいのでそれでOKならチケットが買える。但し朝の6時から23時までの間しか受け付けていない。

チケットの変更は出発時間の30分前まで。チケットの予約番号を持って駅の窓口で交換するが、出発駅と違う駅で受け取ると5元の手数料が取られる。割引(子供、学生その他)は適用しない等等。

支払いは大陸の銀行カードもしくは支付宝で出来る。支付宝だとスマホQRコードを読み取ってパスワードを入力しておしまい。楽ちんだ。

中国の新幹線である高鉄はかなり国内を走ってる。飛行機も格安航空券の普及で今では普通の感覚で乗れる。

それでも内モンゴル出身の知り合いにどうやって家に帰るのか聞いたら

「まずは飛行機に乗って、それから12時間ぐらい列車に乗って、それから車で3時間運転したら家に着く」

と言われた。

大陸は広い。