史上初?「赤壁」撮影現場生中継

今日午前10時40分からCCTV6(中央テレビ局映画専門チャンネル)で映画「赤壁」撮影の実況生中継が特別番組として放送された。多分中国でも初めてではないだろうか?河北省のばかでかいオープンロケセットを見下ろす特設スタジオに解説者2人とアナウンサー2人を配置し、撮影現場では3人のレポーターがそれぞれ現場を回りながら実況していた。そのうち1人のレポーターはエキストラの兵士の鎧まで着る張り切りよう。
「現場の○○さん、今の撮影現場の状態は如何でしょうか?」
「はい、スタジオの○○さん、こちらは今胡軍が衣装をつけて登場しましたー!!」
というようなやりとりが途中VTRを交えながらえんえん続く。私はそれでも3時くらいまではずっと見ていたがその後は用事が出来て出掛けてしまった。なのでその後一体何時までこの放送が続いていたのかは不明。
確かにジョン呉宇森が監督する映画の現場がどうなのか興味はあるし出演者も超大物揃いだ。これほど大掛かりな映画の撮影の裏側なんて滅多に見られるものではないし貴重だとも思う。しかし、こう言っては何だけど、たんなる映画の宣伝にここまでする必要があるのかどうか。豪華に装ってはいても番組の内容はお正月の「爆笑ヒットパレード」の初詣客の実況中継と何も変わらない。
それでもアクションチームの中で以前一緒に仕事をした人が何人か映っていて、それがちょっとうれしかった。