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8年の恋愛感情が1年の結婚生活に敗ける「裸婚時代」

中国でも離婚率は高い。北京が中国一で39%だそうだ。それでその離婚裁判を手掛ける裁判官のインタビューが興味深かった。
「とにかく80後(80年代に生まれた世代)は、本人達より親の意思で結婚や離婚するケースが非常に多いんです。恋愛は自由で開放的になったのに、婚姻に関して言えば封建社会に逆戻りしたかのようです。」
ドラマ「裸婚時代」も例外ではなくとにかくヨメの母親がいちいち絡んでくる。しかも定番の更年期ヒステリーで人の話を聞かないという設定。
主役は話題の文章。確かに演技がうまい。その親友が太った三枚目っていうのもいい。
8年付き合って親の反対を押し切り無理やり入籍。でも金無し家なし車なしで夫の家での同居で結婚生活はスタートする。すぐに妊娠、出産と続くが、夫は結婚生活のゴタゴタに疲れて失業。結婚と育児に疲れきって離婚するも、またヨメの母親がしゃしゃり出て何とかまた元通りにしようとするのだ。
そこに何としてでも金持ちと結婚したいヨメの親友やら、夫に片思いの富二代(金持ちの子女)やら絡んで現代中国結婚事情を映し出している。
ヨメとヨメの親友はとびきり美人だが、その他文章以下の俳優が普通の見かけなので見ていてもリアリティがある。下手に全部美男美女で固めなかったのがいい。去年放送されて評判も良かったがやっとほぼ全部見ることが出来た。
それで思うのはこのドラマの本当の主人公は実は80後ではなくてその親達なんだろうなあと言うこと。ちっとも親の言うことを聞かない子供達に敢えて振り回されている。日本でも一卵性母娘とかいるけど、べったりの關係はどちらにとってもしんどい。日本より個人主義な部分が多い中国でも、こと「家族」となると境界が消えるらしい。
一人っ子政策で失敗出来ない子育て。孫も多くて2人まで(一人っ子同士の結婚では子供は2人まで産める)となると孫の取り合いも必死だ。
でも根本的な問題は儒教的な考えとメンツの気にしすぎだと思うが。