婚活中の人は見ておいた方がいい台湾ドラマ「荼蘼(恋の始まり 夢の終わり)」

またまた名作の誕生。日本でもいろんなチャンネルで放送しているので探せば見られるかも。45分×12話と日本のドラマとボリュームが同じ。

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脚本は「我可能不會愛你(邦題はトホホなので書かず)」「妹妹(僕らのメヌエット)」の徐誉庭。なので今回も格言がいっぱい。

仕事を取るか恋愛を取るかの二者選択を迫られ、それぞれに「プランA」「プランB」と名前を付ける。そしてこの2つの間を行ったり来たりしながら一体どちらが正しかったのか検証していくお話。結論から言えばどちらも正解。目の前のことに対して一所懸命にやればそれが正しい選択になるのだ。

とにかくリアル。特に「プランB」のヨメの地位の低さといったら。世の中には「安定」とか「安心」を求めて結婚したい人が多いが、結婚したって安定も安心も出来ないことをこのドラマは教えてくれる。例えば自分一人なら何とかなる問題も家族の人数分増えたらもうお手上げだ。

このドラマのいいところはちゃんと男性目線もあるところ。夫の苦悩もとても理解出来る。そして想定外の「プランC」の登場もあるあるだ。

主演の楊丞琳(レイニーヤン)と両親役のベテラン俳優を除いて殆ど新人と無名の俳優を起用している。しかし大根はいない。そこもすごい。

タイトルの「荼蘼」は中国語圏では結構有名なバラの名前らしいが、難しくてなかなか読めない。実は英語の「two me(2人の自分)」とかけているので、それで覚えるといいかも。