実はいい人なのか?孫紅雷

映画「梅蘭芳」が来週から公開なのに合わせて、主演のみなさんも宣伝に忙しい。それぞれいろんなトーク番組やワイドショーの独占インタビューに出演している。
そんな中、今まで脇役で活躍することが多かった孫紅雷にも注目が集まっている。
見た目は悪役商会にいてもおかしくないぐらいコワモテな彼だが、私服の時はいつも眼鏡をかけていてオサレも決まっている。ハンサムではないが自分に似合う服を知っているのである。
いつもヤクザかチンピラ役が多いのだが、本人に言わせれば実際は物静かな方らしい。両親ともに「知識分子」だったので自分も小さい頃からおとなしかった。
もう40歳近いが、デビューは案外遅い。1995年から2年間北京の中央戯劇学院に通い、1999年にこの世界に入る。人気が出たのはさらに最近だ。
既にいくつかの番組を見たが、最近最愛の母親を亡くしその話に及ぶといつも涙ぐんでいた。涙もろいのかと言うとそうではなくやはり母親の死が未だにこたえるらしい。
コワモテの演技ばかりではなく、コメディーだってイケる。彼の笑顔はかなりおちゃめだ。