「全球熱恋」を観る

去年、香港で見逃した「全球熱恋」をTVで鑑賞。「全城熱恋」は香港が主な舞台だったが、今度はスケールアップして北京、シドニー、宇宙船の中が舞台になっている。監督は変わらずウィン夏永康とトニー陳国輝。
母親と3人の娘の恋の物語。基本デート映画。しかし細部に気を配った作り方で、見ているだけでウキウキする。どこを切り取っても絵になる画面の作りは流石である。
長女ローズ(ルネ劉若英×アーロン郭富城)のパートの宇宙船はかなり力が入っている。CGとワイヤーと俳優の動き(笑)できちんと無重力を表現している。
次女リリー(桂綸[金美]×イーソン陳奕迅)はシドニーロケで、キューピッドの仮装がおちゃめだ。2人それぞれの部屋もかわいい。
三女ポエニー(Angelababy×井柏然)は演技がド下手で有名な女優。そのポエニーがバイトするカフェ(おそらく798の中)の制服がポップ。(カフェの名前が「Baby Cafe」で、香港にはAngelababyがオーナーの本物の「Baby Cafe」が実在する。)そのポエニーの劇中劇のセットがちょいレトロでこれまたかわいい。
香港では1ヶ月もしないうちに打ち切りになったが、大陸全体ではヒットしたようだ。
第3弾はあるのか?