中国大陸でも大ヒット!インド映画「Secret Superstar(シークレット・スーパースター)」をネットで観る

台湾では2017年11月から、中国大陸では2018年1月から公開された。大陸での上映にあたり、アーミル・カーンが中国大陸入りして自ら宣伝もしている。旧正月前の公開ということで7億元(大体118億円ぐらい)の売り上げも記録。「Dangal(ダンガル きっと、つよくなる)」に続いての大ヒットになった。

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歌が好きな女の子がyoutubeで自分の歌を公開して人気者になるお話。実は彼女の家は超封建主義で父親がDVだった。大好きな母親と父親を離婚させたくて、チャラいプロデューサーに離婚裁判に手を貸してくれるよう直談判までする。

流石、アーミル・カーン映画。今回も涙も笑いも夢も希望もみんな詰まっている。アーミル・カーンのチャラさも必見。特にエンディングロールに流れるダンスはかなりおかしい。

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キャスティングも絶妙。初恋相手の男の子の敢えてかっこ良くない普通の外見が良かった。肝心の母親役も頼りなくて子供っぽい感じがちゃんとあって、でも決める時にはキッチリ決める姿がカッコよかった。おばあちゃんもいい味出してたし。

途中、離婚をするかしないかで母親と大喧嘩するのだが、やっぱり家族は難しいなあと思う。DVの父親も決して極悪人ではないのだ。今までの風習がそうだったからやっていただけで。

中国人とインド人は水と油のようだと思っていたが、案外共感できる部分は多いかもしれない。アーミル・カーンはこの2作品の大ヒットで中国で一番有名なインド人になってしまった。今後も彼の作品は中国大陸で公開されるに違いない。

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追記:日本では2019年8月9日から公開。