久しぶりにデッサン

 今日は画家が登場してデッサンをしている設定で撮影。でも俳優は絵が描けない。で、私が描くことになった。大昔に学校で習ったきりでかなりあやふや。どうしても漫画になってしまう(汗)アップになることはないので「なんちゃって」で許してもらう。
 中国はコネ社会だが、この組にも親戚やら近所の人やらたくさんいる。同室の郭さんは一応編集助手だが一日の大半は何もしていない。彼女はプロデューサーの親戚の一人。監督の奥さんは肩書きは「執行監督/撮影進行」で、監督がいない時メガホンを取っている。(なぜこういうことが出来るのか私には不思議)
装飾、大道具はまるごと友人と親戚関係で繋がっている。照明部も同じ。俳優のマネジャーは俳優が個人で雇っていることが多いが、これも大抵親戚の人だったりする。
 中国人に言わせれば、コネで雇う方がお金を横領されたりピンハネされることがなくて安全だからということらしい。
そしてこんなに景気が良くても就職出来ない人がたくさんいるから。
 中国ではコネさえあれば何でも出来る。20代でプロデューサーにも監督にもなれる。続くかどうかはその人の能力次第だが。
 それがいいとか悪いとかはとりあえず置いといて、中国はコネ社会。