「不能説的・秘密」をDVDで観る

ジェイ周杰倫の映画監督処女作。大きなネタバレはしないつもりだが、知りたくない人は見ない方がいい。批評はいろいろあるが案外うまく出来ているのではと思う。予告編は前から見ていたので雰囲気や話の内容は分かっていたし、それからそれほど外していない。逆に本当にジェイが監督したのかと疑ってしまうほど。
最初の15分で私はてっきり小雨は古いピアノに取り憑いている幽霊かと思ったが、それはハズレ。最後あいまいな感じで終わってしまうが、まあハッピーエンドだろうか。ピアノを弾く見せ場は盛り沢山で、ファンは文句なしだろうし、ファンでなくてもデートにはもってこいの映画だと思う。実際この映画を見て私も「もしもピアノが弾けたなら〜」と西田敏之なみに歌いそうになったし。2人が通う学校や自転車で向かうそれぞれのロケ地もよかった。出来れば場所が知りたい。日本はいつ公開なのか、日本でのジェイの知名度がいまいち不明なのだけど、それほど悪くはないと思う。