パーティ行かなあかんねんinLA

今日はパーティの撮影があった。たった1シーンの撮影なのに何でこうまで紆余曲折しなきゃいけないのかさっぱり理解出来ない。
スケジュール変更で急に2日前にこのシーンを撮ると言われた時、私はまず現場を見せて欲しいと言ったがそれが却下。
私「どんな場所か知らないのに飾り付けの準備は出来ません。」
製作「えーと庭はね、こんな感じでこのへんがこうなって…」と身振り手振り。
「は?だから見せろって言ってるだろ。」
「それがねー、撮影当日じゃないと現場に入れないんだ。」
「は??じゃ準備はいつすんのよ。」
「当日みんなと一緒にいってやればいいよ。みんなで手伝うからさあ。」
「何言ってんのよ。アメリカ人俳優のスケジュールの予定で朝一の撮影じゃないと間に合わないって聞いたぞ。」
「だからさあ、そんなに凝らなくていいんだよ。簡単で。」
「しょぼい飾りで撮影なんか出来るわけないだろ。ていうか行ったことも見たこともない場所飾れるか」
「まったくmingmeiさんて神経質なんだからー(あーやれやれ)」
と始終こういう感じだったので、監督に直談判で
「他の人同士でやって下さい。私出来ませんから。」
と言ったが監督も「まあまあ、何でもいいんだよ。」みたいな態度だったので怒り心頭。
だって最初の話では北京で撮影した別のパーティシーンに負けない飾りとか言っていたくせに、どんどん話は変わって結局「どうでもいい」になっている。
ちなみに予算を聞いたら200$でやるつもりだったらしく、
「それじゃ花も買えないだろっ!何でここで北京の物価持ってくるんだよ!」
って言って500$まで上げさせたけど、怒り疲れで私もやる気無し。
結局何も分かっていない助監督2人と製作使って有り物のテーブルの上に食器と花を飾ってベランダのふちにリボンを巻いて銀色の風船飛ばして終わり。前もって頼んだピザは撮影に間に合わずその後スタッフのお昼ご飯に変わった。

こういうのって、ほんと、くだらない。