第16回金鶏百花電影節

23日から蘇州で開かれている金鶏百花電影節は明日で幕が降りる。といっても個人的に国内の映画祭の賞の行方にあまり関心がないので、ニュースを見ても「ふーん」て感じ。
最優秀作品にノミネートされているのは「雲水謡」「天狗」「東京裁判」「我的長征」「鶏犬不寧」「香巴拉信使」の6作品。「雲水謡」は去年公開された映画なのでなんだか遠く感じる。最近大陸の俳優が台湾での撮影に参加する許可がおりるようになった。ということはこの映画の中の台湾は全て大陸内でのロケセットになる。私はまだ台湾に行ったことがないのでこのロケセットがどこまで台湾に近付いているのか知る由もない。しかしところどころ引っかかるところがあり、大陸主導の台湾映画は信じちゃいかんなと思った。
その映画祭に合わせて、王家衛監督の「MY BLUEBERRY NIGHTS 藍苺之夜」の発表会が行われた。蘇州出身(16歳で香港に移住)のカリーナ劉嘉玲と一緒に登場した王家衛はかなり饒舌で、カリーナ褒めまくり。大陸ではお正月映画として公開される予定らしい。これは是非とも観なくては。