ゲリラ撮影はたいへん

今回のロスロケは屋外の撮影ばかりで車で走るシーンが多いのだが、道路許可を取っていない。なので車のシーンは少人数体勢でゲリラ撮影することとなった。
午前中は公園でリスを撮ったあと私はホテルに戻って事務処理の手伝い。その後ホテルの周りを散策してみた。
ホテルはチャイナタウンのど真ん中にある。このあたりの公用語は広東語。ホテルでは広東語、北京語どちらもOK。ホテルから少し歩いたところに商店街があり、見るからに海賊版のDVDとCDが売られていた。でも値段を見ると25$とか書いてあってこれだったら香港で正規版が買える。その後「香港スーパー」で歯磨き粉を買う。海外ではいつも「colgate」を使っているが、アメリカなら安くて種類も多いだろうと思って北京で買い置きしなかった。でもそこに売っている「colgate」が高い!税金含めて4ドルちょっとはないだろう。そしてレジでは普通に店員が広東語で対応。
そして地元系のスーパーにも行ってみる。一応薬局だが日用雑貨や化粧品もたくさん置いてある。でも品揃えが大味でいかにもアメリカだ。日本で「マツキヨ」に行った時、その陳列のみっちり感と商品についている手書きPOPにくらくらしたが(目に入ってくる日本語を全部読んでしまうため)、スーパーひとつ取ってもお国柄が出ている。
夕方スタッフが早めに戻ってきた。実は撮影中に警察が来て中止になったのだ。それでもたいしたことにはならず、撮影は今後も続く。